2014/07/19(土)

ホリディイン(グラスゴー)→エジンバラ(ホーリールード宮殿、ロイヤルマイル、エジンバラ城)フォース橋(車窓から)セントアンドリュース(大聖堂跡、セントアンドリュース城、オールドコース)フォース橋(車窓から)グラスゴー観光→ホリディイン(グラスゴー)泊

【エジンバラ】
今日は、まずエジンバラへ向かいます。今回の旅行で、私の最大の期待の日です。
スコットランドといえばエジンバラです。中世の街並みが残る旧市街と18世紀後半に建設された新市街の両方が世界遺産であり、本来なら最低でも丸一日かけて廻りたいところですが、今回のツアーでの滞在時間は僅か3時間です(;>_<;)。
見どころの多いエジンバラですが、エジンバラといえばやはりエジンバラ城ですよね。
そして、エジンバラ城といって想像するのは、街から見上げる荒々しい岩山の上に建つ姿と、毎日ほぼ13時きっかりに放たれる「ワン・オクロック・ガン(空砲)」、さらには、キルトを着用した人がバグパイプを演奏する光景です。
ところが今回は、そのいずれもほとんど見ることができませんでした(/。ヽ)。

エジンバラに着くと、スコットランドの有名な作家ウォルター・スコットを称えるために、1840年建造されたというスコット・モニュメントが現れ、その向こうの岩山の上にエジンバラ城が見えてきました。
スコット・モニュメント

スコット・モニュメントとエジンバラ城
スコット・モニュメントは頂上まで登ることができ、エジンバラ市街のパノラマはもとより、北海方面まで望むことができるそうですが、勿論、その時間はありません。
エジンバラ城も、木々や建物等に阻まれていて、期待していた光景にはもう一つといった感じです。

さて、我々のツアーは、まずはホーリールード宮殿へ・・・。但し、入城はなく宮殿外からだけです。元々、いわゆる城郭とういか城塞が好きで、宮殿にはあまり興味がない私です。これといった感想はありません(苦笑)。
(ホーリールード宮殿)
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ホーリールード宮殿を見た後、ロイヤルマイルを歩いてエジンバラ城へ歩いて向かうのかと思いきや、城のすぐ近くまでバスです。日程表には「ロイヤルマイル」とあったのに・・・・(;>_<;)。
ロイヤルマイルは、中世には王族が馬車で往来したという1マイル(約1.6km)の長さの石畳の1本道で、石造りの古い家や、歴史的建造物のほか、ギフトショップやパブ、カフェ、レストランなどが並ぶ賑やかな通りだそうで、楽しみにしていたのに、ほんのさわりだけです(/。ヽ)。
(ロイヤルマイル)
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(エジンバラ城)
エジンバラ城へ向かうと、入城口を隠すかのように観覧席と舞台ができています。
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エディンバラの夏の風物詩「ミリタリー・タトゥー」の準備だそうですが、今年は7月23日から、同じスコットランドのグラスゴーで「コモンウェルスゲームズ」が開催されるので、ここで、今夜、そのオープニングセレモニーが開催されるようです。
ミリタリー・タトゥーとは、1950年から、毎年8月にエジンバラ城のエスプラナード広場で開催されているイベントで、タータンチェックのキルトを身につけたスコットランド軍楽隊がバグパイプの音色とともに整然と行進し、スコットランドを存分に味わえる人気のイベントだそうです。
また、コモンウェルスゲームズ とは、イギリス連邦に属する国や地域が参加して4年ごとに開催される総合競技大会で、そういえば最初に到着したグラスゴー空港で南アフリカの選手団にも出逢いました。
いずれも、是非見てみたいイベントですが、見ることのできない身にとっては、観客席と舞台は邪魔でしかありません(苦笑)。

エジンバラ城は人気の観光地で、今日も多くの人が訪れてきていました。
(エジンバラ城入口の石橋と城門)
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エジンバラ城は、ロイヤル・パレスをはじめとする数多く残る石造りの建物群は勿論、城壁・タワー・砲台・城門等々いずれをとっても見応え満点です。
(最初の城門を入ってすぐ左上に見える巨大な岩の上に築かれた城壁)
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(落とし格子門のアーガイルタワー)
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(建造物群)
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そして、巨大な岩とその上に築かれた石垣や建造物の光景は迫力があり印象的です。
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また、城から見下ろすエジンバラの景色もなかなかです。
眺望1

眺望2

多くの建造物内へも入場できるようで、与えられた時間の少ない我々は、王族の住居であったロイヤルパレスに入場しました。
(ロイヤルパレス)
ロイヤルパレス
ロイヤルパレスのクラウンルームには、スコットランド王家の宝冠や宝石類が展示され、スコットランドの三種の神器(王冠、剣、王笏)と呼ばれる物があり、スコットランド王が代々戴冠してきた運命の石と呼ばれる『スクーンの石』も展示されていますが、残念ながら撮影禁止です。
日曜と復活祭の金曜日、クリスマスを除く毎日ほぼ午後1時きっかりに空砲が放たれるというワン・オクロック・ガンも勿論見に行きました。
(ワン・オクロック・ガン)
ワンオクロックガン
残念ながら現在の時間は1時間前の12時で、12時20分には城門前に集合ですから見物できません(;>_<;)。
元々、フォース湾を航行する船乗りたちに正確な時刻を教えるために12時に空砲を放っていたのですが、12時だと空砲を12回打たねばならず、打つたびに(火薬を使い)砲身を12回も掃除しなければならないが、1時ならば1発で済むから倹約できることから1時にしたのだそうです(笑)。
12時のままなら良かったのにねえ。
大砲といえば、他にも多くの砲台があり、また人間が入りそうなほどドデカイ大砲「モンス・メグ」もあります。
(アーガイル砲台に並ぶ大砲)
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(モンス・メグ)
モンス・メグ

エジンバラ城観光後、昼食をとるためにレストランへ向かう途中、スコットランド版忠犬ハチ公「グレーフライアーズ・ボビー」の銅像の前を通りましたが、その近くから岩山に聳えるエジンバラ城の姿が見えました。ちょっと手前の煙突のような塔が邪魔ですが・・・(/。ヽ)。
「グレーフライアーズ・ボビー」とは、主人であるエディンバラ市警のジョン・グレイが1858年に死去した後、14年間その墓の隣に座っていた犬だそうです。
(グレーフライアーズ・ボビーの銅像とその近くから見えるエジンバラ城)
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また、レストランの近くのビル群の隙間から岩山に聳えるエジンバラ城の姿が見えました。
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尚、レストランの昼食のメイン料理はサーモンでした。イギリスではこの後も、何度かサーモンが出てきましたが、いずれも美味しかったです。ノルウェー産でしょうね。ただ、このレストランにはギネスがなかったのが残念(笑)。
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エジンバラ城は期待通り見どころたっぷりでしたが、なにぶん与えられた時間が少なすぎて、本来の魅力の半分も窺い知ることが出来なかったのではないでしょうか?いつか、是非再登城したいものです。 


昼食後、次の観光先「セント・アンドリュース」へ向かいます。
途中、エディンバラ近郊のフォース湾に架かる世界遺産の「フォース鉄道橋」に並行して走るので、「フォース鉄道橋」を見ることが出来ると期待していたのですが、何と、この橋を渡るときが最も雨の勢いが強くなりほとんど見えないような状態でした。
(フォース鉄道橋)
フォース橋
尚、フォース鉄道橋の完成は1890年ですが、その11年前にテイ湾で起こったテイ橋の悲劇を教訓に、スコットランドの強風にも耐え抜ける橋を造るべく、カンチレバーという構造が採用され、「鋼の恐竜」と呼ばれるほど強いものとなりました。そしてこの建設には、日本人「渡邊嘉一」が関わっているのです。彼は、現在の東京大学工学部を卒業後、1884年にグラスゴー大学に留学しました。
そして、卒業あともスコットランドにとどまり、当時建設中であったこの「フォース鉄道橋」の建設工事監督を任されました。そして、2007年発行のスコットランド紙幣にも印刷され、現在でも使われています。


【セント・アンドリュース】

セント・アンドリュースは「ゴルフ発祥の地」であり、「ゴルフの聖地」とも呼ばれ、5年に1度「オールド・コース」を舞台に全英オープンが開かれることもあり、多くの人はゴルフを思い浮かべることでしょうが、それだけではありません。
セントアンドリュースは、14世紀に建造され、スコットランドにおける宗教の中心地として数多くの巡礼者が訪れたセントアンドリュース大聖堂があります。尤も、16世紀の宗教改革で破壊され、今では聖堂の壁の一部や門のほか、大聖堂の建設以前からあったセントルール教会の塔が残っているだけですが・・・。
また、聖堂跡の近くにはセントアンドリュース城跡もあります。こちらも廃墟となってますがね。

我々のツアーは、まず大聖堂跡前へ到着。
ここで与えられた時間は僅か25分ですが、聖堂跡と城跡の両方を見学するのは不可能です。
私は、ためらうことなく、荒廃した聖堂跡の写真を4~5枚ほど撮ったあと、海岸沿いの道を一目散にセントアンドリュース城跡へと向かいました。
(セントアンドリュース大聖堂跡)
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(セント・ルールズ・タワー)
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【セント・アンドリュース城跡】
聖堂から城跡までは歩いて3分強ほどなので、登城時間は20分もありません(/。ヽ)。
セント・アンドリュース城は廃墟となり、海に浸食された岬・断崖絶壁の岩の上にあります。
城の周辺には散策路が設けられ、海岸沿いはピクニックコースとしても人気が高いようですが、勿論、そんな時間はありません。
(セントアンリュース城跡へ向かう)
セントアンリュース城跡へ向かう

登城口でもあるビジターセンターで5.5ポンドを支払って入城です。
セントアンドリュース城跡は、ひどく荒廃した廃墟となっており、それが余計に旅情を誘います。まさに「滅びの美」です。
(海に突き出た岬・岩盤上に築かれたセントアンドリュース城)
海に突き出た岬・岩盤上に築かれたセントアンドリュース城

そして、城門や見張り台、空堀、城壁等々の見応えも充分です。
城門)
城門j
(城門前の空堀)
空堀
(見張り台&城壁)
見張り台と城壁
(城内に残る井戸)
~今も水を満々と湛えています~
井戸1 井戸2
また、海側先端から見下ろす断崖絶壁は迫力満点です。勿論、敵が海側からよじ登ってくるのは不可能でしょう。
(断崖絶壁)~絶壁上の建物はセントリュース大学で、ここも城跡~
断崖絶壁
(断崖絶壁の上に築かれた城壁)
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敷地面積はさほどでもないのですが見どころはたっぷりあります。駆けるように見て回ったのですが、かなり見落としがあったようです(;>_<;)。
(セントアンドリュース城からセントアンドリュース大聖堂方面を望む)
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(セント・アンドリュースCC)
さて、大聖堂跡と城跡見学後はゴルフ場(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュース)です。
(オールドコースとニューコース、左奥がオールドコース)
オールドコースとニューコース
ここで与えられた時間は、何と1時間です。プレイできるわけでもなく、時間を取りすぎです。大聖堂跡と城跡が合計25分なのに。旅行会社は一体何を考えているのでしょうヽ(`⌒´♯)ヽ(`⌒´♯)。
しょうがないので、オールドコースをちょっと見て廻ることにしました。
(ラフからオールドコースを)
オールドコースをラフから
「ポットバンカー」や「ラフ」が目の前にあります。まさに、テレビで見る全英オープンのオールドコースそのものです(当たり前ですネ)。
(ポットバンカー ~オールドコース~)
ポットバンカー ~オールドコース~
ラフの中に可愛らしい野兎を見つけました。人間に慣れているのか逃げようともしません(*^_^*)。
(ラフの中に見つけた野兎)
うさぎ
その後、ニューコースのクラブハウスへ戻り、お土産でも買おうかと売店でいろいろ見て廻ると、ブランド名のためか、全てのものが途方もなく高いのにビックリw(*゚o゚*)w。ボールマーカーでさえ3.5ポンドから5ポンドしますw(*゚o゚*)w。10個ほど購入しましたがね。
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まだまだ時間はたっぷりあったので、レストランでギネスを飲んで時間をつぶしました。まあ、ここのギネスも美味しかったですがネ。
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ところで、グリーン上(ニューコース)でタバコを吸いながらグリーンへ上がってきてプレーをしている人が2人もいたけど・・・?
ゴルフの聖地というのに、マナーはどうなっているのでしょうかヽ(`⌒´♯)
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それにしても、せめて30分だけでも、セントアンドリュース城と大聖堂の見学時間に割いてくれればいいのにねえ。

セントアンドリュースCC見学後は、昨夜に続いて2連泊のグラスゴーへ向かいます。
セント・アンドリュースにいる時に、ほぼ雨が上がったし、途中、「フォース鉄道橋」が今度こそはっきり見えると大いに期待していました(*^_^*)。
ところが、ここは、やっぱり1日のうちに四季があるともいわれるスコットランドですね。フォース橋に近づく頃になると、再び本格的に雨が降ってきました(;>_<;)。
というわけで、またまた、よく見えませんでした(/。ヽ)。それでも、先程よりは、多少はましだったかな?
(フォース鉄道橋)
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そして、グラスゴーに到着。
グラスゴーといえば、小学校の時の授業での「産業革命による工業や造船業が発達した工業都市」というイメージで、観光地のイメージからは程遠いのですが、スコットランドで人口が最大なだけでなく、意外にも観光客もエジンバラに次いで2位なのだそうです。
尤も、今回の旅行でも多くの時間が割かれたわけでなく、少し空いた時間にグラスゴー大聖堂周辺を廻ったといった感じです。
スコットランドでは16世紀に行われた宗教改革によって多くの教会が破壊され、このグラスゴー大聖堂はスコットランドで唯一、完全な形で残っている教会なのだそうです。
(グラスゴー大聖堂)
グラスゴー大聖堂
とはいえ、未だに何故グラスゴーがスコットランドでエジンバラに次いで第2位の観光客数なのか分かりません。

ところで、今日は釣銭に、スコットランドで発行されている3種類の紙幣のうち、クライズデール銀行発行の10ポンド紙幣を渡されました。スコットランドの国民的詩人「ロバート・バーンズ」の肖像画が印刷されています。ロバート・バーンズは、スコットランド語を使った詩作で知られ、スコットランド民謡の収集、普及にもつとめたそうです。
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