2014/07/22(火)

ホリディ・イン(ランコーン)→チェスター(ザ・ローズ、大聖堂ほか)コンウィ(コンウィ城、スモーレストハウスほか)スランゴレン(ポントカサルテの水道橋と運河)テルフォード(アイアンブリッジ)→パーク・イン・バーミンガム・ウェスト(バーミンガム)泊

今回のツアーを申し込んだ時に、宿泊先に「チェスターまたはランコーン」とあったので、チェスターなら、見どころが多くて早朝散策も楽しいだろうと期待していました。
尤も、今までの(特に最近の)経験から、「どうせH交通社のことだから、何も見どころのないランコーンだろう」とも思っていましたが・・・。
そして、予想は的中し、やはり「ランコーン」でした(;>_<;)。
というわけで、今朝の散策もなしです。

チェスター観光】
さて、今日は、まずはチェスター観光です。
チェスターは、イギリス国内では最良の状態で現存する城郭都市の一つで、周囲をめぐる城壁が良好に残っているということで、大いに期待してました。
(チェスター地図)
チェスター地図
チェスタータウンホール(市庁舎)の近くの駐車場でバスから降り、チェスター市内を廻りますが、このタウンホールは19世紀にイギリスを発祥とするゴシック建築の復興運動の中で、1869年に建てられたもので宮殿のような立派な外観をしています。
(チェスタータウンホール・市庁舎)
タウンホール

尚、何故かタウンホールの通りの向かいに「象の像」がありました(笑)。その前の銅板には「THIS baby Indian elephant is called JANYA」とあります。
(象の像)
象の像
さて、チェスター観光は、まずタウンホールのすぐそばのチェスター大聖堂へ向かいました。チェスター大聖堂は、ローマ軍による城壁建設以来、約2000年の歴史をもつチェスターのシンボルとしてチェスター歴史地区の中心に位置する聖堂ですが、まだ朝早くて開いていないので外観を見るだけです。
(チェスター大聖堂)
チェスター大聖堂1

チェスター大聖堂2
【城壁の上を歩く】
そして、その裏(東側)の城壁の上に登り、時計台のあるイーストゲートの上を通り、ニューゲートまでの300mほど城壁の上を歩いたあと下りましたが、ニューゲートの上からは、何とかローマ円形劇場跡を見ることができました。
(時計台のあるイーストゲートの上を通る)
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イーストゲート時計台は、チェスターの歴史地区を囲む城壁に設置された4つの門のうち、東に位置するイーストゲートに、ヴィクトリア女王即位60年を記念して1897年に作られた時計台です。
(イーストゲート時計台)~ザ・クロスの近くから撮影~
イーストゲート時計台

(イーストゲート上からイーストゲートストリート&ウォーターゲートストリートを)
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(ニューゲートと城壁)
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(ニューゲート脇の城壁上からローマ円形劇場跡を)
ローマ円形劇場跡

ニューゲート脇で城壁から降りた後、これまた、まだ開いてもいない「ザ・ロウズ(商店街)」を通り「ザ・クロス」まで行きました。
(ニューゲート)
ニューゲート

「ザ・ロウズ」は、13世紀に建設された白と黒を基調としたチューダー様式の建物で、二階が全てバルコニーになり隣同士が繋がってショップが連なる回廊状の歩道を持つ特徴的な建物です 。
(ザ・ロウズ)
ザ・ロウズ1

ザ・ロウズ2

「ザ・クロス」は、イーストゲートとウォーターゲート、ノースゲートとブリッジゲートを結ぶ2つのメインストリートが交叉する街の中心で、そこから四方に延びる道の両側に建ち並ぶ建物は、15世紀から17世紀初頭に建てられたチューダー様式と呼ばれる建物で、白い壁に黒い梁、そして様々な模様の美しい装飾、鋭く尖った屋根の建物が街を彩り、中世の面影がよく残り風情があります。
(ザ・クロスからイーストゲート・ストリートを)
ザ・クロスからイーストゲート・ストリートを

(ザ・クロスからブリッジ・ストリートを)~左建物の2階部分がロウズです~
ザ・クロスからブリッジ・ストリートを

(ザ・クロスからウォーターゲート・ストリートを)
ザ・クロスからウォーターゲートストリートを

この「ザ・クロス」で、40分だけですがフリータイムとなったので、イーストゲートとは反対側のウォーターゲートを目指してウォーターゲートストリートを西へ向かって行きました。ところが、これが大失敗でした。
帰国してから分かったのですが、ニューゲートに戻り、城壁の上をさらに歩いて行けば、軍事博物館や裁判所などになってはいるものの「チェスター城跡」があったのです。私としたことが、完全に事前調査不足でした(;>_<;)。
とはいえ、イーストゲートやウォーターゲートなどの城門等々一部しか見ることが出来なかったものの街を取り囲む立派な城壁は見応えがあり、一城郭としても、中世の面影が色濃く残る街としても見応え充分で、それなりに満足しました。
惜しむらくは、もう少し時間が欲しかったです。
(ウォーターゲート)
ウォーターゲート1

(チェスター市街を取り囲む城壁の西側の城壁)
街の西側の城壁


【ウェールズ】
次に向かったのは、ウェールズの「コンウィ」です。ウェールズもスコットランドと同様、イギリスで初めての地方で興味津々です。
今回、ウェールズで登城するのは「コンウィ城」だけですが、ウェールズはイングランドに征服されてからも反抗が激しく、それに対抗するために多くの城が築かれました。そして、イングランド王エドワード1世が、北ウエールズに築いた8つ(10城或いは17城説も)の城塞は、環状に散らばっている事から「アイアン・リング」と呼ばれていたそうで、まさに城の宝庫です。
(アイアンリング)
アイアンリング
【コンウィ】
コンウィは、三角形状に町全体が城壁で囲まれた城郭都市で、その中心がコンウィ川の河口の高台に建つコンウィ城です。
コンウィ城壁
コンウィへ向かう途中、バスの窓から多くの城跡が見えましたが、バスは猛スピードで突っ走る上、道の両側に植えられた木々が邪魔して、写真を撮ることさえもままなりませんでした(/。ヽ)。

【コンウィ城】
コンウィの町が近づくと、武骨なコンウィ城跡の姿が見えてきます。
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そして、コンウィ川(リバー・コヌイ)に架かるコンウィ橋を渡ると、目の前に威圧するような迫力ある城跡の姿が現れます。
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そして、バスはコンウィ城の駐車場へ城門をくぐりますが、その城門の狭いこと。バスの両側の余裕は10cmというのはは大袈裟にしても20cmもないかもしれませんw(*゚o゚*)w。無事通り過ぎたら、乗客皆さんから拍手が沸き起こりました(笑)。
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コンウィ城は、ほぼ長方形に城壁が城内を囲み、東西約90m、南北30~40mあり、その北壁と南壁に、それぞれが相対するように合計8基の塔が建っています。
(コンウィ城鳥瞰図)
conwyezu-dai

(コンウィ城全景)~北西から撮影~
コンウィ城全景

ノースーウェスト・タワー(上写真の右)にはウェールズの旗「ウェールズの象徴・赤い竜」の旗がなびいています。そうなんです。ここはイングランドではないんです(*^_^*)。
イギリスの国旗であるユニオンジャックは、赤の十字架であるイングランドの国旗と、ブルー地に白の✖であるスコットランドの国旗と赤の✖字のアイルランドの国旗が合体していまが、ウェールズの国旗は含まれていません。
最近、ウェールズの国民意識の復興に伴い、イギリスの国民統合の観点からウェールズのシンボルとなっている「赤い竜」の意匠を取り込むべきとの主張が一部から提起されているそうですヨ。
(North-West Towerの上にたなびくウェールズ国旗)
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城内は入り組んだ城壁で区画され、各塔の上から見下ろす城の光景は見応えがあります。中でも、キングスタワー(King's Tower)から見下ろす城郭の全容は、しばらくそこに佇んで見ていたいほど魅了されました。
(King’s Towerから見下ろす城郭の全容)
キングスタワーから城を見下ろす
コンウィ城は、城門・城壁・堀切や8つの塔等々が良好に残り、期待を遥かに超える見事な遺構が残る素晴らしい城跡で、今までに登城したヨーロッパの城や城跡の中でも5本の指に入る魅力満点の城跡でした。
(Outer Ward)
アウターワード1

アウターワード2

(Great Hall)
グレートホール

グレートホール2

(城郭の西側を断ち切る大堀切)
堀切
また、城跡から眺める「コンウィの町とそれを囲む城壁(市壁)」や「多くのヨットが浮かぶコンウィ川の河口の光景も素晴らしいです。
(コンウィ城から町の周囲をめぐる城壁を望む)
南面城壁全景

(East Barbicanからのコンウィ川河口を)
コンウィ川河口1

コンウィ川河口2

【町の周囲を取り囲む城壁上へ】
コンウィは、コンウィ城だけでなく、町を取り囲む城壁もほぼ完璧に残っており、その上を歩くこともでき、そこから眺めるコンウィ城や街並み、さらにはコンウィ川河口等々の光景もなかなかのものです。出来れば、城壁の上を全て歩いて廻りたかったです。
(町を取り囲む北西面の城壁) ~外側から~
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(城壁上を歩く)
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(城壁上にて河辺を背景に)
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(城壁上からコンウィ城とコンウィ橋を)
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【コンウィの町】
コンウィは小さい町ですが、13世紀頃にイングランド人が住んだという、古くて重厚な建物などが残っており、中世の雰囲気が色濃く残っています。
castle-street_1

また、コンウィの海岸沿いには、以前テレビでも観たことがありますが、「スモーレスト・ハウス」というのがあります。
高さ3m、横幅1.8mという小さな家で、ギネスブックにも載っているのだとか。しかも、最後に住んだのは身長190cmの漁師だというから驚きですw(*゚o゚*)w。
(スモーレスト・ハウス)
smolest-house_1

また、川辺に沿って城壁が築かれていますが、城壁や塔を利用した家などがかなりあります。Lower Gate両側の塔にいたってはトイレに利用されていました(笑)。
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コンウィ観光後、コンウィの町中のレストランで昼食でしたが、やはり質素なものでした。しかし、ギネスがあったのでOKとしましょうかね。
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ところが、帰国後、NHKBSプレミアム放映の「関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅・イギイス編」で知ったのですが、コンウィはムール貝の名産地なのだそうです。自腹で余計に払っても構わないので、是非、食べたかったです(;>_<;)。

【ポントカサルテの水路橋と運河】
次に向かったのは、スランゴレンの「ポントカサルテの水路橋と運河」です。
これも以前テレビで観たことがあり、是非、一度行ってみたいなと思っていた処です。
ディー川(川というより峡谷かも)の上に水路橋が架かり、その水路を「ナロウ・ボート」という細長いボートが行き来しているのですから、何とも不思議な情景です。 IMG_1787

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水路橋は、長さ307m、高さ38mあるそうで、水路の脇を歩いて通ることができますが、高所恐怖症の人には大変なようで、N田さんは足が震えていました(笑)。 IMG_1792 DSC07342

【アイアン・ブリッジ】
そして、本日の最後はテルフォードの「アイアン・ブリッジ」です。
アイアンブリッジ周辺一帯は「産業革命が生まれた場所」であり、アイアン・ブリッジは、1779年に建設が始まり1781年の元日に開通した「世界で最初の鉄橋」だそうです。
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多少、景色がよく、橋の袂の町の家々も綺麗ですが、それ以外には何も見るようなものはないような??
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ところが、ここで何と30分の自由時間です。橋の周囲を散歩しましたが、時間を持て余してしまい、ソフトクリームを食べて時間を潰しました。こんな所で、30分もの時間があるのなら、何故、チェスターでもっと時間をとってほしかったですねえヽ(`⌒´)ノ。
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今夜の宿泊地パーク・イン・バーミンガム・ウェスト(バーミンガム)には午後7時過ぎに到着。
バーミンガムはイギリス第2の都市ですが、中心街からは6kmほどの近郊にあるようです。尤も、バーミンガムというと、工業都市のイメージしかないので、別に近郊でも構いませんがネ。
ホテルに到着して、すぐ夕食です。特別美味しいわけではありませんが、具材は好きなものばかりなので文句はありません。ただ、ギネスが置いてないのが残念でした。
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