2003/07/06

オペラ座⇒バンドーム広場⇒コンコルド広場⇒マドレーヌ寺院【ここからL'OPEN TOUR BUS利用:カフェ・ド・ラペ、ルーブル宮、シテ島、オルセー、コンコルド広場】⇒シャンゼリゼ通り下車⇒凱旋門⇒昼食(ラデュレ)⇒【L'OPEN TOUR BUS利用:トロカデロ広場、シャイヨウ宮】⇒エッフェル塔下車⇒【L'OPEN TOUR BUS利用】⇒アンバリッド下車⇒【L'OPEN TOUR BUS利用】⇒サンジェルマン下車⇒サンジェルマン・デ・プレ教会⇒カフェ・レ・ド・マゴ⇒カフェ・フロール(ティータイム)⇒【L'OPEN TOUR BUS利用:パンテオン、リュクサンブール】⇒モンパルナス下車⇒モンパルナス駅⇒レ・コロンヌ⇒【L'OPEN TOUR BUS利用】⇒アンバリッドにて乗り換え⇒【L'OPEN TOUR BUS利用】⇒マドレーヌ下車⇒オペラ座⇒ホテル(メルキュール・パリ・クセ・オペラ)⇒夕食⇒ホテル(メルキュール・パリ・クセ・オペラ)

今日は次男のS介は別行動ということで、妻と二人でのパリ市内観光となりましたが、パリ市内を周遊している「L'OPEN TOUR BUS (乗り降り自由観光バス)」を利用することにしました。
「L'OPEN TOUR BUS」は2階建てオープンバスでパリの主要な名所を効率的に回ることができます。主な巡回コースは全部で3つ、バス停留所は30箇所以上あり、各停留所で乗り降り自由なので、自分のペースに合わせてご利用できます。
【L'OPEN TOUR BUS】
L'open tour bus


朝食後、朝9時頃ホテルを出発し、ヴァンドーム広場とコンコルド広場経由でその傍にチケット売り場のあるマドレーヌ寺院へ向かいます。

【ヴァンドーム広場】

ヴァンドーム広場
ヴァンドーム広場は、オテル・リッツ・パリやパーク・ハイアット・ヴァンドーム、オテル・ドゥ・ヴァンドームなどの超一流ホテルが並んでいることで有名です。
(オテル・リッツを背景に)
オテル リッツ
また、ブシュロンや、ヴィトン、シャネル、カルティエ、ヴァンクリーフ&アーペル、ショーメ、ブルガリなど高級ブランドショップや宝飾店が立ち並ぶラ・ペ通りの始点となっています。
ヴァンドーム広場は1702年にルイ14世の栄光を称えるために敷設され、そこにはルイ14世の騎馬像があり、その栄光を称えられていましたが、フランス革命勃発により壊されました。その後、1810年には、アウステルリッツの戦いでの勝利を祝し、ナポレオンによってローマのトラヤヌス記念柱を模した円柱が立てられ、ナポレオン1世の像が建てられました。
さらに、1871年のパリ・コミューンなどを経て、何度か像の建設と解体を繰り返し、現在ではローマ風の衣装をつけたナポレオン像が円柱の上に立っています。
(円柱上に立つローマ風衣装をつけたナポレオン像)
C02949

【コンコルド広場】~背後にはエッフェル塔が見えます~
C02950

C02951
コンコルド広場はパリの代表的な広場の一つで、広さは8.66ヘクタールあり、パリ市内で最大の広場です。
18世紀中頃に造られ、当初はルイ15世の騎馬像を置くために整備され「ルイ15世広場」と呼ばれていましたが、フランス革命の際に騎馬像は取り払われ、代わりにギロチン台が置かれ、名前も「革命広場」と改称されました。そして、ルイ16世、マリー・アントワネットをはじめ1343名がここで処刑されました。
その後、1830年に「コンコルド広場」が正式名称となりました。現在では、かつての血なまぐさい歴史を思わせるような暗さは全くなく、360度に視界が開けた開放的な空間となり、凱旋門をはじめ、エッフェル塔などパリのおもなモニュメントが見渡せ、まさにパリの要といえる場所です。
(コンコルド広場から凱旋門を)
コンコルド広場から凱旋門
(コンコルド広場からマドレーヌ寺院を)
コンコルド広場からマドレーヌ寺院を
尚、広場に立つオベリスクは、1892年にエジプトから送られたものだそうです。

【マドレーヌ寺院】
マドレーヌ寺院は、聖女マドレーヌを守護聖人とするカトリック教会で、1842年に完成したそうですが、その外観はキリスト教の教会としてはかなり異例のネオ・クラシック様式(新古典主義建築)の教会で、コリント式の高さ30mの円柱52本に囲まれた姿は古代ギリシアや古代ローマの神殿を思わせます。
マドレーヌ寺院1

マドレーヌ寺院2
マドレーヌ寺院にはAM10時頃に到着。
寺院の傍にあるチケット売り場でチケットを購入しましたが、1日券でも2日間連続券でも、あまり値段が変わらないので、2日間連続券を購入しました。

そして、ここからはL'OPEN TOUR BUSに乗車し、バスの屋根上(2階)からパリ市街を眺めながら行きます。

【L'OPEN TOUR BUSの2階からの眺め】
バスは、マドレーヌ寺院からマドレーヌ大通りを東へ向かいます。
すると、オペラ座ガルニエ宮の目の前におしゃれな喫茶店「カフェ・ド・ラペ」が見えてきました。
「カフェ・ド・ラペ」は、オペラ座の設計をしたガルニエ氏が創った、140年以上の歴史をもつカフェだそうで、「パリの名所400選」にも選ばれ、長く著名人にも愛されてきたのだそうです。
(カフェ・ド・ラペ)
カフェ・ド・ラペ 

その後、南へ向かいルーブル美術館を通ります。
(ルーブル美術館)
C02958-1

C02958-2

そして、セーヌ川を渡り、セーヌ川左岸に建つフランスの国立アカデミー「フランス学士院」の前をセーヌ川沿いに西へ向かいました。
(フランス学士院)
フランス学士院
さらに、オルセー美術館前を通ったのですが、あまりにも近すぎて写真に撮れませんでした(/。ヽ)。
その後、再び、セーヌ川を渡り、コンコルド広場を通りシャンゼリゼ通りへ出、我々は、シャンゼリゼ通りで下車し、散策を・・・。

【シャンゼリゼ通り】
C02962

シャンゼリゼ通りといえば、誰しも「オー・シャンゼリゼ」という歌を一度は聴いたことがあると思いますが、世界中の観光客で賑わうパリ随一の大通りです。
また、パリ市内で最も美しい通りとされ、特にフランスでは「世界で最も美しい通り (la plus belle avenue du monde)」と言う表現が使われています。
コンコルド広場と凱旋門を結ぶ長さ約2キロ、幅約100メートルのシャンゼリゼ大通りの両側には、人々がそぞろ歩き、カフェがテーブルを並べ、大道芸人が人だかりを集めるのに十分な舗道が広がり、通りには高級ブティック、映画館、ショッピング街、キャバレー、ショールームなどが立ち並んでいます。

その一つ、リド(LIDO)は伝説のキャバレーと言われ、ムーランルージュ(MOULIN ROUGE)、クレイジー・ホースCRAZY HORSE)と共に、パリ三大キャバレーの内のひとつで、シャンゼリゼ通りのちょうど中央ほどに位置し、世界中から観光客が押し寄せます。
リドには、9年前に会社のヨーロッパ研修の時に、ディナーショーに行きましたが、なかなか見応えがあったと記憶していますヨ。しかし、勿論、今回はパスです。
(リド)
C02959-3

また、シャンゼリゼ通りの西端にはお馴染みエトワール凱旋門があります。我々が単に凱旋門と言えばこのエトワール凱旋門を指しますよね。
エトワール凱旋門は、ナポレオン率いるフランス軍がロシア・オーストリア連合軍を破ったアウステルリッツの戦いでの勝利を記念し、1806年に建設が始まりました。しかし、高さ約50mの巨大な門の建造には多大な時間を要し、完成したのは1836年、ナポレオンの死後10年以上が経過した後のことです。
凱旋門は階段で上ることができ、そこから眺める12本の放射状に広がるパリの通りやパリの街並みが素晴らしいようです。
ところが、今回もそうですが、エトワール凱旋門の近くへは随分何度も行っていますが、何故か未だに登ったことがありません(/。ヽ)。
(シャンゼリゼ通りとエトワール凱旋門)
C02960 

(エトワール凱旋門前にて)
C02963

昼食は、妻の要望により「マカロンで有名なカフェ・ラデュレ」で簡単な軽食をとりました。人気の店だけあって、確かにお洒落な雰囲気です。
(カフェ・ラデュレ本店)
カフェ ラデュレ1

カフェ ラデュレ2 カフェ ラデュレ3

【L'OPEN TOUR BUSの上にて】
昼食後は、再び「L'OPEN TOUR BUS」で移動ですが、まずは凱旋門をくぐって行きます。 
C02968 C02969
そして、第1次世界大戦で活躍した軍人フェルディナン・フォッシュの騎馬像があるトロカデロ広場を通ります。
(トロカデロ広場のフォッシュの騎馬像)
C02970
右手にはシャイヨー宮が見えます。
(シャイヨー宮をバスの上から)
シャイヨウ宮1
シャイヨー宮は1937年の万国博のために建てられた新古典主義建築で、テラスを中心にして左右に翼のように湾曲した建物が優美な姿を見せています。建物内には海洋博物館、人類博物館、文化財博物館などの博物館やシャイヨー国立劇場があります。
尚、中央テラスから見るエッフェル塔はパリの絶景ポイントの一つで、前回(1994年5月)会社の海外研修で来た時には、そこからエッフェル塔を眺めた記憶があります。
そして、イエナ橋に差し掛かると正面にエッフェル塔の姿が見えます。
(バスの上からエッフェル塔を)
エッフェル塔1 
【エッフェル塔】
我々は、エッフェル塔の下で下車しました。
エッフェル塔下

エッフェル塔は、1889年のパリ万国博覧会の開催に合わせ、フランス革命100周年を記念して建造されました。建設当時は世界一高い建造物としての地位を誇るものでした。
今では、花の都「パリ」のランドマークタワーとして圧倒的な存在感を放つ「エッフェル塔」ですが、建設当時は、その奇抜な外観から随分批判を受けたようです。特に芸術家からの批判が多く、1887年2月14日の「ル・タン(Le Temps)」紙には芸術家たちの抗議声明が掲載されそうです。
私はシンプルなデザインに鮮やかなオレンジ色と白で彩られた東京タワーも好きですが、まるで刺繍のような網目模様の鉄製の骨組みに赤みがかった茶色っぽい地味な色で彩色したエッフェル塔の姿は何とも落ち着いた感じで、何度見ても見飽きないです。
ただ、エレベーター前も階段前もいつも大勢の客で溢れかえっており、今回も、最上階展望台どころか、1階展望台にさえ昇ることが出来なかったのが残念です。
(エッフェル塔に昇るエレベーターと階段)
C02979 C02976

エッフェル塔のすぐ傍には、広~いシャンドマルス公園があり、市民の憩いの場になっており、多くの人が散策したり芝生に寝転んだりして、思い思いに過ごしています。公園の奥には旧陸軍士官学校が見えます。
(シャンドマルス公園)
C02978

【アンヴァリッド】
しばらくし芝生の上でのんびりしてから、再び「L'OPEN TOUR BUS」に乗車し、アンヴァリッドで下車。
(アンヴァリッド)
C02983
アンヴァリッドは、1671年にルイ14世が傷病兵を看護する施設として建てられました。今は軍事博物館として建物の一部が公開されており、古代から現代までの世界最大級の軍事コレクションが見学できます。
しかし、何よりも有名なのが、アンヴァリッドの黄金色に輝くドーム教会に眠るナポレオンの墓です。教会の中央の巨大な大理石の石棺の中にナポレオンが眠っているそうですが、ここも外観だけ見ただけです(/。ヽ)。
そして、次の目的地・サンジェルマン・デ・プレまで、再び「L'OPEN TOUR BUS」で移動です。

【サンジェルマン・デ・プレ】
サンジェルマン・デ・プレは、かつては知識人や芸術家たちの集まる場所としてフランス文化を牽引していた歴史あるエリアです。
また、サンジェルマン・デ・プレは、当時の名残が今でも残っており、賑やかながらも知的で落ち着いた雰囲気があって、最もパリっぽい場所であると同時に、パリの中でも地価や家賃等が最も高い高級住宅街の一つであり、また商業地の一つでもあります。
C03002

サンジェルマン
サン=ジェルマン=デ=プレ地区は、第二次世界大戦後、パリの知的・文化活動の一大中心地となり、多くの哲学者、著述家、俳優、映画監督、音楽家などの文化人やボヘミアンが連日ナイトクラブやブラッスリーに集った。その中には、ジャン=ポール・サルトル、シモーヌ・ド・ボーヴォワール(両名とも哲学者)、ジュリエット・グレコ(俳優、歌手)、ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー(両名とも映画監督)、ジャック・プレヴェール(詩人)といった人々がいました。
現在はかつてほどの名声はありませんが、芸術家たちは好んでこの地区を訪れ、最盛期の雰囲気を今に伝える「カフェ・レ・ドゥ・マゴ」や「カフェ・ドゥ・フロール」といったカフェで時を過ごすそうです。
というわけで、我々も少しでも雰囲気を味わうべく「カフェ・レ・ドゥ・マゴ」へ行きましたが、超満員。
( カフェ・レ・ドゥ・マゴ)
カフェ・レ・ドマゴ
しかし、ラッキーなことに「カフェ・ドゥ・フロール」のテラス席でティータイムをとることが出来ました(*^_^*)。
( カフェ・ドゥ・フロール)
カフェ・ド・フロール1

カフェ・ド・フロール2
尚、地区の中心にはこの地区と同名の教会 サン=ジェルマン=デ=プレ教会が、その南側にはサン=シュルピス教会が位置し、サン=ジェルマン=デ=プレ教会へは当然訪れましたヨ。
( サン=ジェルマン=デ=プレ教会)
サンジェルマン・デ・プレ教会1

サンジェルマン・デ・プレ教会2


サンジェルマン・デ・プレの雰囲気を楽しんだ後、再び、「L'OPEN TOUR BUS」に乗車し、パリ大学脇、パンテオン前を通りモンパルナスにて下車。
(パンテオン)
C03006
パンテオンというとローマを想い起こしますが、パリにもあるんですよね。
パリのパンテオンは、18世紀後半に、サント=ジュヌヴィエーヴ教会として建設され、後にフランスで活躍した偉人たちを祀る霊廟となり、キュリー夫人やヴィクトル・ユーゴー、アンドレ・マルロー、ジャン=ジャック・ルソーなどが埋葬されているそうです。

【モンパルナス】
モンパルナスで下車して、まずはモンパルナス駅へと向かいました。モンパルナス駅はフランス西部のブルターニュ地方やボルドー地方へ向かうターミナル駅であり、多くの人で賑わっています。
(モンパルナス駅)
C03018

モンパルナスは20世紀前半、世界の芸術家の集う地として有名になりました。
印象派など前世代の芸術家たちの発祥及び発展の地であったモンマルトルが、観光地や高級住宅街となってしまい、エコール・ド・パリの画家たちが、1910年頃から次第に家賃の安いモンパルナスに移動しました。
エコール・ド・パリは、20世紀前半、各地からパリのモンマルトルやモンパルナスに集まり、ボヘミアン的な生活をしていた画家たちを指す。厳密な定義ではないが、1920年代を中心にパリで活動し、出身国も画風もさまざまな画家たちの総称。)
特に第一次世界大戦後の開放感と好景気で浮かれた狂乱の時代といわれる1920年代、モンパルナスはパリの知識人・芸術家の生活の中心となりました。
現在はかつての華やかさはありませんが、美術学校や画廊が多く、依然としてパリの由緒ある芸術上の中心地となっています。

モンパルナス駅の北東には高さ210m、59階建ての高層ビル「モンパルナス タワー (Tour Montparnasse)」が建っています。パリの中心地にはこの建物くらいしか高層ビルがないので、エッフェル塔や凱旋門を始めとするパリの主要な観光地をすべて眺めることができるようです。
(モンパルナス タワー ~Tour Montparnasse~)
C03009

また、モンパルナス駅の裏手には、カタローニュ広場という円形の広場があります。
(カタローニュ広場)背後の円形の建物はオテル・コンコルド・モンパルナス
C03016
カタローニュ広場に面して、優雅なルネッサンス様式風の建物が建っています。バルセロナ生まれのRicarde・BOFILL(リカルド・ボフィール)の設計で、Les Colonnes(レ・コロンヌ)と名付けられているものです。通り抜け自由なので、中庭側のPlace de Seoul ソウル広場に入ることが出来ます。
実は、この建物、HLM(低家賃公団住宅)らしいんですが、そんな風に見えませんよね。
(レ・コロンヌ ~Les Colonnes~)
C03015

C03013

モンパルナス界隈を散策してから、再び「L'OPEN TOUR BUS」に乗車し、アンヴァリッドで乗り換え、マドレーヌ寺院で下車し、一旦ホテルへ戻り、次男S介と合流。
しばらく休憩してから夕食へ・・・。店は適当な店を見つけて入りました。なかなか美味しかったのですが、店の名前を忘れました( ̄ー ̄;。 
C03022 C03025

さあ、明日は長男Y平の結婚式です。

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