2016/5/15(日)~5/16(月)

成田空港22:30⇒⇒5:15イスタンブール6:50⇒⇒8:10カターニャ(シチリア島)エンナ遠景モンレアーレ(ドゥオモ)パレルモ(ノルマン王宮、大聖堂、クアットロ・カンテ、プレトーリア広場)⇒サン・パオロ・パレス(パレルモ)泊

 

今回の海外旅行は、レンタカーでアイルランドの古城めぐりをしようかとも思いましたが、まだまだ私の拙い英会話力では心配なので、もう少し鍛えて、来年以降に回しました( ̄ー ̄;。いつになるか分かりませんネ(苦笑)。

というわけで、結局、今回も楽をしてパック旅行「南イタリア・シチリア・マルタ9日間の旅」にしました。
海外旅行をする多くの人は、イタリア旅行から始めるようですが、私は今までに20ヶ国以上行ってますが、イタリアは今回が初めてです。
尤も、ローマ・フィレンツェ・ヴェネチア・ミラノといったメジャーなところはいつでも行けるだろうということで、「南イタリアとシチリア島及びマルタの旅」です。

今回はトルコ航空で、しかもイスタンブール経由ということもあり、テロを恐れてなのか、ラッキーなことに参加人員は18名と、かなり少な目です。
当然、飛行機も空いているだろうと思ったら、ほぼ満席状態でした。残念(;>_<;)。
(成田空港搭乗口にて)
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イスタンブール(アタテュルク)空港に着いたのは早朝5時15分にも関わらず、さすがアジア・ヨーロッパ・アフリカなどを繋ぐ大型ハブ空港です。多くの人が・・・。しかも、まさに人種のルツボですw(*゚o゚*)w。
(早朝のアティテュルク空港にて)
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(アティテュルク空港カターニャ行きの便の搭乗口待合所にて)
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アタテュルク空港からシチリア島のカターニャへは小さ目の飛行機で約2時間20分。
(カターニャ行きの飛行機へ搭乗)
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【シチリア島】
シチリアというと「マフィア」を想い起す人が多いと思いますが、ギリシャ植民時代よりも遥か以前から永い文明の歴史があり、少なくともBC1万年~9千年には石器文明の集落が作られていたことが確認されています。
そして、今では北ヨーロッパからの旅人たちの憧れの地として、200年以上の歴史を誇る成熟した観光地です。
カターニャ空港が近くなると、窓の外にシチリアの象徴ともいうべきエトナ山が見えてきます。
(カターニャ空港機内から撮影)
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空港から出ると、物凄い日差しです。尤も、地中海性気候で乾燥しているので気持ちがいいです。
(カターニャ空港にて)
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そして、今回の旅行の最初の観光地「モンレアーレ」へと観光バスで向かいます。
【城塞都市エンナを望む】
1時間ほどすると、左手前方遥か向こうの山頂部に都市「エンナ」城塞が見えて来ました。「エンナ」は「シチリアのへそ」と呼ばれるエンナ県の県都であり、標高約1千メートルの丘の上にあります。
今回の旅の予定にはありませんが、嬉しいことに「エンナ」の4kmほど手前のサービスエリアで休憩タイムが・・・(*^_^*)。
バスが停まるや、皆さんはトイレへ向かいましたが、私は何はともあれ城塞都市「エンナ」の写真を撮ります。山上の城塞の姿が、あまりにもかっこいいので、ほとんど同じような写真を何枚も撮ってしまいました(笑)
「エンナ」には「ロンバルディア城」が建っているはずなのですが、かなり遠くて、よく分かりませんが、最頂部に見える城壁や塔がそれのようです。
(城塞都市エンナを望む)
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また、エンナの北(写真右奥)にも城塞都市のような天空の街「カラシベッタ」も見えます。
(エンナとカラシベッタ)
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モンレアーレへはパレルモの街の中を通って行きますが、パレルモが近づくと海岸通りになり、その海の青さは、まさに「地中海ブルー」です(*^_^*)。
(車窓から地中海を)
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パレレモの街の中は、かなりの渋滞で、強引に割り込んでくる車が目立ちます。年代物の車や汚れたまま走っている車も多く、モップのようなものと水の入ったペットボトルを持って、渋滞で停車している車へ近づき窓ガラスを拭いて金をせびろうとしている人もかなり見掛けます(笑)。
(パレルモの街中を通る)
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【モンレアーレ】
モンレアーレはノルマン時代にベネディクト派修道院を中心に発達を遂げた町で、パレルモの背後の丘の上にあり、崖端の道から眺める眼下に広がるパレルモの街並みと地中海の光景が実に素晴らしい。
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しかも、その道端にはEUの旗(欧州旗)とイタリアの国旗をはじめ多くの国の国旗が掲揚されていますが、イタリアの国旗のすぐ隣に並んで日の丸がなびいているのが嬉しいですね。
ただ、全ての旗が半旗になっていた理由は分かりませんでした。
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モンレアーレのドォーモ(大聖堂)はグリエルモ2世によって1174年~1182年に、修道院・王宮などを含めたひとつの建築群として建てられたもので、シチリアに残るノルマン芸術の最高峰と称えられます。
(モンレアーレのドォーモ)
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見どころは内部壁面を覆いつくす金箔のモザイク装飾で、現存する教会の中で世界一モザイク装飾表面積が広いそうです。ちなみに2番目はヴェネツ ィアのサン・マルコ寺院だそうです。
(ドォーモ内部)
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モンレアーレでは、シチリア名物の「アランチーニ」を食べました。
要するにライスコロッケで、味も悪くありませんが、形がユニークでオレンジに似ていることからアランチーニ(小さなオレンジ)と呼ばれるのだそうです。
(シチリア名物アランチーニ)
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ところで、街中の多くの土産物屋さんで奇妙な壁掛けを見掛けました。
「トリスケル」と呼ばれるシチリアのシンボルの壁掛けで、シチリア州の旗にも描かれているそうです。
中央の女性の顔から枝分かれして膝を曲げた三つの走る脚で形作られています。中央の女性の顔はメデューサで、足で表している三角はシチリア島の3つの岬をかたどっているそうです。三脚巴の螺旋形状は太陽紋になっているのもあります。
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【パレルモ】
モンレアーレ観光のあとはパレルモ観光です。
パレルモはシチリア島最大の都市で、シチリア州の州都であり、パレルモ県の県都でもあります。
パレルモの基礎はフェニキア人によって築かれたといいます。まもなくギリシア人の航海者や商人と交流を持つようになり、ギリシア語で「すべてが港」を意味する語がラテン語化したものだそうです。第一次ポエニ戦役(紀元前264年~241年)でローマの手に落ちました。
9世紀にはイスラム勢力が北アフリカからシチリア島に侵入し、831年にパレルモが陥落し、965年にはシチリア全島がイスラムの手に落ちました。そして、イスラム王朝の首都はパレルモに移され、この町には絢爛たるイスラム文化が花開きました。
11世紀には、南イタリアに到来したノルマン人がイスラム支配下のシチリア征服を開始し、1060年にはパレルモ、1091年にはシチリア全島がノルマン人の手に落ちました。ノルマン・シチリア王国の都もパレルモに置かれ、フランス文化とイスラム文化が融合した独自の都市文化を形成しました。
その後、13世紀にはフランスの王弟シャルル・ダンジューに征服され、アンジュー家の支配下に入りましたが、シチリア島民の反乱によってアンジュー家はナポリへ移り、シチリアはスペインのアラゴン家に支配されました。そして、1479年以降はパレルモにスペイン副王が駐在しました。
18世紀始めのスペイン継承戦争の結果、シチリアは一時オーストリアに渡りましたが、1734年スペイン・ブルボン家の王子カルロス(のちにスペイン王カルロス3世となる)によってナポリと共に征服されると、王宮はナポリに移り、パレルモは地方都市に転落しました。
19世紀始め、ナポレオン軍の南イタリア侵攻によってナポリのブルボン家が一時パレルモに逃れてきますが、ウィーン条約体制下で王宮は再びナポリに戻り、両シチリア王国が成立しました。
1860年、エマヌエーレ2世のサルデーニャ王国に南イタリア(両シチリア王国を含む)が併合され、1861年にエマヌエーレ2世が統一イタリア国王に即位したため、パレルモもイタリア王国の一部となり、再びシチリア第一の都市となり産業・経済の発展を極め、アール・ヌーヴォー様式の集中するイタリア有数の都市にもなりました。

とういうわけで、パレルモは歴史も古く、見どころも多いのですが、残念ながら、我がツアーは相当端折って、ノルマン王宮、大聖堂、クアットロ・カンティ、プレトーリア広場などを大急ぎで廻っただけなので、イマイチ印象が薄いです。

ノルマン王宮の歴史は古く、カルタゴ人たちがこの天然の良港にパレルモの基となる交易地を築いた紀元前8世紀頃にまで遡ります。一番高台だったこの地に、彼らは城砦を築きます。その後ローマ帝国時代、ビザンチン帝国自体、アラブの時代を通じて重要な役割を担っていましたが、この建物が脚光を浴びたのはやはり初代ノルマン王ルッジェーロ2世の時代です。彼はここを居城と定め、大幅な改築を行ったのです。
是非、入城したかったのですが、残念ながら外観のみ(;>_<;)。
(ノルマン王宮)
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大聖堂はなかなか立派です。
元々、教会にはあまり興味のない私ですが、内部の白い壁と天井、そして林立する白い柱と柱を背に立つ聖人像は、それなりに印象深かったです。
(パレルモの大聖堂)
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(大聖堂内部)
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クアットロ・カンティ周囲に面した4つの建物は、その角を均等に弧を描くように丸く切り取られた形になっており、各壁面に3段づつの装飾がなされ、これまた興味深いです。
(クアットロ・カンティ周囲に面する建物)
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プレトーリア広場の彫刻群に囲まれた舞台装置のような造りの噴水もちょっとした見ものですね。尚、この背後の現在市庁舎として使用されている建物は、セナトーリオ宮殿だそうですが、そうと知らなければ見逃しそうです(苦笑)。
(プレトーリア広場の噴水、写真右がセナトーリオ宮殿、左はサンタ・カテリーナ教会)
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パレルモ観光後、今回の旅の初の宿泊ホテル「サン・パオロ・パレス」へ・・・。なかなか綺麗なホテルですが、旧市街から遠いのが難点で、明朝の散策も期待できそうにありません。
(サン・パオロ・パレス)
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