2016/5/18(水)

 

ゴールデン・チューリップ・ビバルディ(マルタ・セントジュリアン)10:00→10:30青の洞門11:45→12:05ヴァレッタ(ヴァレッタ旧市街:騎士団長の宮殿、聖ヨハネ大聖堂、聖エルモ砦ほか)17:00→17:25ポッツァロ港→高速船→20:15タオルミーナ港(シチリア)→23:30ビッラ・エスペリア(シチリア・タオルミーナ)泊

 

朝起きると、ホテルの窓から外を見下ろすと、まだAM7時半にも関わらず、太陽が燦々と輝き海が眩しいく、まるで真夏のようです。
(ホテルの部屋の窓から光り輝く海を)
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さて、今日は楽しみにしていたマルタ島ヴァレッタ観光です。
ヴァレッタは、1565年にオスマン帝国からの防衛に成功した聖ヨハネ騎士団(のちのマルタ騎士団)の総長ジャン・パリン・ドゥ・ラ・ヴァレットによって築かれた難攻不落の要塞都市であり、イスラムの大国・オスマン帝国からヨーロッパを守る最終防衛拠点でした。
というわけで、ヴァレッタは見物したいところだらけで、たっぷり時間が欲しいところです。
ところが、現地案内人の気配り(私にとっては余計なお世話)で、ヴァレッタ観光の前に、スケジュールにはなかった「青の洞門」を案内するというヽ(`⌒´)ノ。

【青の洞門】
ホテルを出発してから30分ほどで「青の洞門」に到着しました。すると、「余計なお世話?」で案内したくなるのも納得の光景です。断崖絶壁の岩礁と真っ青な空と海が相俟って見事というしかありません。
(青の洞門を見下ろす)
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崖の上の見晴台から、その絶景を見た後、崖の下の舟着き場へ降りて行き、小舟に乗って小さな洞門をいくつもめぐりましたが、これまた透き通ったエメラルドグリーンやブルーに輝く水の色に魅入ってしまいました。
さらには、船頭さんの明るい言葉や仕草も、我々お客さんを大いに楽しませてくれました。
(舟乗り場へ向かう)
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(乗舟場
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(青の洞門めぐり)
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(下舟)
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ヴァレッタ観光】
(ヴァレッタ旧市街地図) ~現地購入誌より~
ヴァレッタ地図

そして、いよいよ「ヴァレッタ」です。
城塞都市「ヴァレッタ」は、海に突き出たシベラス半島の付け根を「大堀切」で断ち切り、城壁を設けた防御になっています。この辺りの発想は、日本の城郭(否、世界中の城郭)の築城と同じですね。
そして、ヴァレッタの町の周囲を、城壁と堡塁が取り囲んでおり、まさに鉄壁の防御としています。(上地図参照下さい)

大堀切(二重堀切)と城壁は圧倒されるような規模の上、実に美しくて絵になります。
(ヴァレッタ旧市街のあるシベラス半島の付け根を断ち切る大堀切)
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大堀切を渡り、市門を抜け、半島の先端に築かれた「聖エルモ砦」まで真っ直ぐ延び、ヴァレッタの町を二分しているのがメイン通りの「リパブリック通り」です。
(ヴァレッタ市門)
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(リパブリック通り) ~入口付近から撮影で右手前が国会議事堂でその奥がオペラ座跡~
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(オペラ座跡)
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まずは、市門から入ってすぐ右手へと国会議事堂とオペラ劇場跡の間を通り、花壇と噴水の綺麗な「アッパー・バラッカ・ガーデン」の先の展望台(聖ジェームス堡塁の一部)へと向かいます。
【アッパー・バラッカ・ガーデン展望台へ】
(アッパー・バラッカ・ガーデン)
~その奥が展望台になってます~
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展望台から地中海随一といわれる良港グランドハーバーを見下ろす光景は、「これぞ、まさにマルタ」です(*^_^*)。
グランド・ハーバー湾を取り囲むように、左手にはヴァレッタの城壁やヴィクトリア門、その向こうの湾入口を挟むように「聖エルモ砦」「リカゾーリ砦 」 、左前方にはカルカーラの古い街並み、正面対岸には「Three Cities(ヴィットリオーザ、セングレア、コスピークワ)」が見える光景はいつまで見ていても見飽きません。
(ヴァレッタの城壁とヴィクトリア門、聖エルモ砦、右奥はリカゾーリ砦
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(スリー・シティーズ、左がヴィットリオーザで右がセングレア)
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中でも、ヴィットリオーザの「聖アンジェロ砦」とセングレアの物見台の城壁とその背後の街並みの光景にはすっかり魅入ってしまい、同じような写真を10枚以上撮ってしまいました。
(ヴィットリオーザの「聖アンジェロ砦」
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(セングレア)
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このグランド・ハーバー湾を撮り囲む城壁の姿を海上からも見たかったのですが、それはパック旅行では残念ながら無理(;>_<;)。
展望台の下には大砲が並び、時報を知らせる発砲のために、騎士が弾込めをしているようでしたが、私たちが到着したのは12時過ぎでしたので、残念ながら発砲が終わったあとの儀式だったようです。
まあ、それでも騎士を見ることができただけでも良かったことにしましょう(*^_^*)。
(グランド・ハーバーと大砲 ~左奥が湾入口~)
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【騎士団長の宮殿】
リパブリック通り沿いのレストランで昼食をとったあと、「騎士団長の宮殿」の見学へ・・・。
騎士団長の宮殿」は、騎士団長がここから騎士団を統率したといいます。現在は大統領府や政府機関として使用されているため見学は一部のみですが、廊下を彩る天井や壁の見事な絵画や、見学可能な部屋に掲げられたグレートシージ(大包囲戦)の名場面を描いた欄間絵などは一見の価値があります。
(騎士団長の宮殿の廊下を彩る天井画などの絵画)
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(大包囲戦の場面を描いた欄間絵)
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【聖ヨハネ大聖堂】
次に向かったのは「聖ヨハネ大聖堂」です。聖ヨハネ大聖堂前には大変な行列が・・・。
聖ヨハネ大聖堂はマルタ騎士団の守護聖人ヨハネに捧げられた教会です。1565年オスマン帝国の攻撃を退けた騎士団は、一時中断していた街の建設を再開しますが、それまでの功績と騎士団員の多くが有力貴族の出身者だったことから、騎士団には莫大な寄進が集まり、豪華な建物が次々と建設されます。
その1つが聖ヨハネ大聖堂で、外観はシンプルな造りですが、内観はバロック風の絢爛豪華な造りとなっており、当時の騎士団の資金の豊かさが窺えます。天井には聖ヨハネの生涯が描かれています。
(聖ヨハネ大聖堂の内部)
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身廊の床全体には約400枚のモザイク画で埋め尽くされていますが、これは、騎士団員の墓碑で、名前、碑文、紋章、死をイメージする模様などが色鮮やかに描かれています。
(聖ヨハネ大聖堂の床のモザイク画)
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豪華絢爛な大聖堂ではありましたが、教会にはあまり興味のない私は、聖エルモ砦をはじめ観たいところがいっぱいなので、早くフリータイムにしてほしいだけでしたが(苦笑)。
フリータイムとなったのは15:40で、集合時間まで僅かですが1時間強です。大急ぎで半島先端の「聖エルモ砦」を目指して、リパブリック通りを歩いて行きました。
リパブリック通りは思ったよりも高低差が大きく、一旦、坂道を下がったあと登り坂になります。そして、登り切ったところに「聖エルモ砦」があります。
(リパブリック通り坂道)
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【聖エルモ砦】
聖エルモ砦は、15世紀には既に軍事戦略上の重要防衛拠点で同じ場所に小さな砦はありましたが、1551年聖ヨハネ騎士団によって、オスマン帝国軍を迎え撃つべく本格的な砦が建設されました。
1565年のオスマン帝国との戦いでは激戦の地となり、多数の騎士が戦死したといいます。聖エルモ砦は、約1ヶ月にわたってオスマン軍の攻撃を凌ぎましたが、最終的には陥落してしまいました。しかし、この砦で必死に抵抗したことにより援軍が間に合い、聖ヨハネ騎士団は勝利を手にすることとなりました。
また、第二次世界大戦では、砦が重爆撃にさらされました。
聖エルモ砦に到着して最初に目にしたのは、砦周囲の大規模な空堀と建物の礎石ですが、これを見ただけでも、その規模の大きさが想像できます。
(最初に見付けた大空堀)~今では橋が架けられ車も堀の上を通っています~
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(建物の大きな礎石と砦の城壁)
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早速、入城しようと思いましたが、入城口が分からず、砦周囲をウロウロしてしまい時間が経過するばかりです。
私達夫婦の他にも、今回のツアーで仲良くなったH間ご夫妻とK林氏も聖エルモ砦を目指してやって来たのですが、皆さん(家内も)は時間的に無理だということで諦めましたが、私は何としても入城したくて、一人で入城口を探しました。その結果、何とか入城口を見付けたのが、既に集合時間まで30分ほどしか残っていませんでした。
(聖エルモ砦への入城口)
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止むを得ず、砦の周囲を歩いて巨大な城壁や空堀だけ見て廻りました。それでも、当砦が、今でも軍事要塞の趣きが残っているのが実感できましたが、やっぱり残念無念(;>_<;)。
(聖エルモ砦の大空堀)
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(聖エルモ砦城壁脇から対岸を)
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尚、聖エルモ砦からは、グランドハーバー湾入口を挟むように築かれた「リカゾーリ砦」がよく見えました。
(聖エルモ砦からリカゾーリ砦を)
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兎に角、マルタ島は、見どころたっぷりで、1週間ほど留まっても見飽きないようなところのようでした。


さて、あとはポッツァロ港へ向かい、再びシチリア島へ渡ります。
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出港して間もなくすると、船内からヴァレッタの城壁やヴィットリオーザの「聖アンジェロ砦」とセングレアの物見台の城壁などがよく見えましたが、あまりにも窓が汚れているのが残念。
(船の窓からヴァレッタの城壁を)
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(船の窓からヴィットリオーザの聖アンジェロ砦を)
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シチリア島のポッツァロ港に到着した後、バスに乗り、今日の宿泊地タオルミーナに到着したのは深夜でした。
今回のツアーは、旅行社主催のツアーとしては珍しく強行スケジュールというか、なかなか中身の濃いツアーです(*^_^*)。
とはいえ、マルタ島は、せめてもう一日観光したかったですね。

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