延命山勝光院(えんめいざんしょうこういん)
世田谷吉良氏により創建された寺院
勝光院参道から山門を
勝光院は、世田谷の住宅地の真ん中にあり、山門の右手には見事な竹林が広がっている。

所在地
東京都世田谷区桜1-26-35
宗派
曹洞宗
山号
延命山
本尊
虚空蔵菩薩
開基
吉良治家
文化財等
【世田谷区指定有形文化財】 梵鐘、書院
【世田谷区指定史跡】 吉良氏墓所
拝観
境内自由
写真撮影日
2011/01/12
概要
勝光院は初め金谿山龍鳳寺といい、建武2年(1335)世田谷城主・吉良治家の創建になると伝えられる。吉良氏は清和源氏・足利氏の氏族で、世田谷吉良氏はその庶流にあたる。
天正元年(1573)吉良氏朝が天永琳達を中興開山として、父頼康の院号により興善山勝光院と改称した。この時、臨済宗から曹洞宗に改宗した。
同10年客殿(旧本堂)の建立を機に、家臣関加賀守が虚空蔵菩薩像を寄進した。同19年、徳川家康から寺領30石を与えられた。なお元文2年(1737)には、山号を延命山に改めている。
当寺には、本尊虚空蔵菩薩坐像のほか、清水寺式の珍しい千手観世音菩薩坐像がある。この像は、もと城山(世田谷城址)にあった塔頭の千手院の本尊であった。書院は文政6年(1823)の再建で、区有形文化財に指定されている。墓地には、吉良氏歴代の墓のほか、幕臣広戸備後正之の墓がある。
『現地説明板ほかより』
ギャラリー
参道 
山門 
本堂 
書院(世田谷区指定有形文化財) 
梵鐘(世田谷区指定有形文化財) 
吉良家墓所(世田谷区指定史跡) 
