2015/06/20(土)

ホテル・トモ(リガ) →リガ市内(ユーゲント・シュティール建築群、中央市場、リガ大聖堂、聖ヤコブ゙教会、三人兄弟、スウェーデン門&城壁、火薬塔、自由の記念碑、リーヴ広場、猫の家、聖ペテロ教会、ブラックヘッド゙のギルド、リガ゙城)バウスカ近郊(ルンダーレ宮殿) →車窓からバウスカ城 → エコテル・ヴィリニュス(ヴィリニュス)泊


今日は、ラトビアのリガ市内とバウスカのルンダーレ宮殿の観光です。
【リガ】
ラトビアの首都「リガ」は、人口約70万人と「バルト三国最大の都市」であるとともに、「バルト海の真珠」と讃えられる美しい港町で、その旧市街は「リガ歴史地区」として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。

【リガ新市街】
(ユーゲントシュティール建築群)
今日は、まずリガ新市街のユーゲントシュティール建築群を見学です。
ユーゲントシュティールとは、19世紀末から20世紀初めにかけてドイツ語圏で花開いた世紀末美術の傾向のことで、フランス語で「アールヌーヴォー」と言ったほうがなじみがあるでしょう。
リガは、ユーゲントシュティール建築の宝庫で、アルベルタ通りを中心に独創的なというか、奇抜なデザイン建築が集中して見れます。尤も、建築様式に疎い私はあまりよく分かりませんが、人の顔や動植物が大胆に外観に彫刻されているのが特徴でしょうか。
ユーゲントシュティール1

ユーゲントシュティール2

ユーゲントシュティール3

ユーゲントシュティール4-1 ユーゲントシュティール4-2
そうした街角でとんでもない店を見付けましたw(*゚o゚*)w。
「寿司とアジア料理の店」となっていますが、その名が「YAKUZA」となっています。ご丁寧に片仮名で「ヤクザ」とまで・・・。恐らく、意味も解らず「侍」的なイメージで名前を付けたのでしょうかねえ(苦笑)。
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(中央市場)
次に向かったのは「中央市場」です。大きなドームが5つ並んでいますが、ドイツのツェペリン型飛行船の格納庫を移築して使われているのだそうですが、ちょっと、他では見られないでしょうね。ユニークでいいですよね。
市場1

このとんでもなく広い市場には、八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん、乳製品店などをはじめ、凄い数の店があります。
市場3

市場5
魚や肉の燻製が美味しそうでしたが、持って帰れないようなので「オイルサーディン」の缶詰(これも微妙?)を少しだけゲットしましたが、帰国してから食べたら、実に美味くて、10缶ほど買えばよかったと悔やんでいます。
市場7-1 市場7-2
また、屋外市場には大きくて美味しそうなイチゴをはじめ、サクランボ、ブルーベリーなどのフルーツ店がいっぱい建ち並んでいます。イチゴだけでも買って食べようかとも思ったのですが・・・。
屋外市場1

屋外市場2-1 屋外市場2-2
国内旅行でもそうですが、特に海外旅行で「市場」を廻るのは、買う買わないはともかくとして、楽しいものです。

【リガ旧市街】
そして、いよいよ旧市街へ・・・。旧市街は中世の面影がよく残ります。
元々、リガはハンザ同盟に加盟していた街で、周囲を城壁に囲まれた城塞都市で、28基もの城門があったそうですが、今では唯一「スウェーデン門」だけが残り、その脇に修復された城壁の一部と「火薬塔」が残るだけです。
(リガ旧市街図) ~現地案内板より~ 
リガ旧市街絵図

さて、旧市街では、まずリガ大聖堂へ。
(リガ大聖堂)
リガ大聖堂は、バルト三国で最大の規模を誇る大聖堂で、通称「ドム教会」として知られています。リガ大聖堂は、1211年ローマ教皇の命を受けたアルベルト司教によって建てられた聖堂で、この地の布教活動の拠点となった場所でした。約5世紀に渡って増改築が繰り返されたため、さまざまな建築様式が融合した大聖堂となりました。
大聖堂の象徴の塔は、残念ながら改修中で上部分が覆い隠されていました。尚、現在の塔は1776年に建て直されたもので高さ90mですが、それ以前の塔はさらに50m高かったそうです。
ドム教会

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(大聖堂内)
大聖堂内部

大聖堂内の正面にある、立派な主祭壇は1896年製です。
(主祭壇)
主祭壇
その手前左側の木の彫刻が施された説教壇は1641年製で、さらに1817年に1817年に説教壇の天蓋の上に天使の像が設置されました。
(説教壇と天蓋上の天使像)
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大聖堂内で、一番目立つのが巨大なパイプオルガンです。この6,718本のパイプを持つパイプオルガン(リガ・ドム・オルガン)は、ドイツの会社Walcker&Conによる製作で、1884年に設置されたもので、世界で4番目に大きなパイプオルガンとして有名ですが、当時としては世界最大のものでした。そして、オルガンの外観を豪華に飾る絵画と木の彫刻は更に古く、16~18世紀に製作されたものですが、これまた残念なことに修理中でした(/。ヽ)。
(パイプオルガン ~リガ・ドム・オルガン~)
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また、大聖堂内のもう一つの見どころが聖堂内を彩る美しいステンドグラスです。これらは、19世紀末から20世紀初めにかけて、リガ、ミュンヘン、ドレスデンのステンドグラス工房で作成された多彩色のステンドグラスです。
ステンドグラス1

ステンドグラス2

次に、聖ヤコブ教会の高い塔と三人兄弟の外観を見ながらスウェーデン門へ向かいます。
聖ヤコブ教会は、1225年に最初に記録がある古い教会で、塔の高さは80mあるそうです。
(聖ヤコブ教会の高い塔)
聖ヤコブ教会

(三人兄弟)
また、「三人兄弟」とは、寄り添うように連なる中世の住宅で、建てられた当時の姿をほぼ保っていて、3つそれぞれがその時代を反映した特徴を備えています。
下写真の一番右側の兄貴格は15世紀に建てられたリーガ最古の一般住宅で、中央の次男格は17世紀建築のオランダのマリエリスム様式の住宅、一番左側の末っ子は17世紀末建築のバロック様式の住宅だそうです。建築様式等に疎い私には取り立てて興味がある建物群ではありませんが、地元の方には古くから親しまれているようです。
三人兄弟

(スウェーデン門)
スウェーデン門は、リガにあった28基の城門の中で唯一残る城門で、1698年に城壁を利用して住宅が建てられた際に付け加えられたもので、当時、向かい側のヤコブ兵舎に住んでいたスェーデン兵がよく利用したのでこの名前がつけられたといいます。
スウェーデン門
スウェーデン門の横には僅かに残る城壁の一部(多分、多くが復元かな)が続いていますが、それがなかなかかっこいいです。
(城壁)
城壁1

(城壁と濠跡)
城壁2

(旧ヤコブ兵舎)
また、スウェーデン門とトゥアルニャ通りを挟んで向かい側には黄色い壁が美しい全長200m以上の旧ヤコブ兵舎があります。1990年代までは軍事施設として使用されていたそうですが、ラトビア独立後は、建物内部が改装され、バーやレストラン、カフェ、ショップなどが軒を連ねるようになり、現在は多くの観光客で賑わう人気スポットになっています。
ヤコブ兵舎

そして、その前のトゥアルニャ通り沿いには、オープンテラス席が設けられ食事やティータイムを楽しめます。
(城壁と旧ヤコブ兵舎前のオープンテラス席)
城壁とヤコブ兵舎

(火薬塔)
さらに、城壁と旧ヤコブ兵舎間のトゥアルニャ通りを東進すると、火薬塔が現れます。この火薬塔は、1450年に建てられ、1650年に建て直されて火薬の保管に使われたそうですが、高さは25.5m、外壁の厚さは3mもあるそうで、17~18世紀にロシア軍の攻撃によって受けた7つの砲弾が埋め込められているそうです。尚、現在、塔はラトヴィア軍事博物館になっているそうですが、残念ながら、我々のツアーは入場なし(/。ヽ)。
火薬塔

次に、リーヴ広場へ行くために、南下しカリチュ通りに出ると、東方遥か先の新市街に「自由記念碑」が立っているのが見えました。
「自由記念碑」は、1935年にラトヴィアの独立を記念して建てられた高さ51mお記念碑で、塔の上に立つ女性ミルダはラトヴィアの3つの地域(クルゼメ、ヴィゼメ、ラトガレ)の連合を表す星々を掲げています。ソ連時代にはこの取り壊そうになりましたが、ロシア人彫刻家・ヴェーラ・ムヒーナがその蛮行を食い止めました。しかし、反体制の象徴として近づくだけでシベリア送りとなったともいわれているそうです。
(自由記念碑をズームアップして撮影)
自由記念碑 
【リーヴ広場】
我々は、記念碑とは反対の西の方へ向かい、リーヴ広場に到着。
リーヴ広場は、第二次世界対戦後に整備してできた広場で、綺麗な花壇を囲むように個性的な建物が建ち並び、多くのオープンカフェやレストラン、土産を売る小規模なマーケットも立っていて、見て廻るだけでも楽しいところです。
(リーヴ広場)
リーヴ広場1

広場の北側には小ギルド・コンサートホールや大ギルド・コンサートホール、そして有名な「猫の家」があります。
(中央やや右に小ギルド、さらに右に大ギルドが僅かに見えます)
リーヴ広場2

(小ギルドをズームアップ)
小ギルド

「猫の家」は、何てことのない建物ですが、屋根の上で伸びをする「猫の像」が有名なのです。
というのは、この屋根の上の猫は、以前は猫の家の西隣の大ギルドにお尻を向けていたといいます。ちなみに、ギルドとは、ヨーロッパの商工業者たちで結成された組合です。
かつてこの「猫の家」には裕福なラトヴィア商人が住んでいました。彼は隣にある大ギルドに入会を希望しますが、ドイツ人のみが入会できたため、入会に値する十分な資格を持っていたにもかかわらず、この商人は入会を断られました。
そこで、その腹いせに、大ギルドに尻を向けた猫を設置しました。しかし、その後入会が認められると、猫はくるりと方向を変え、今の姿に向き直したといいます。一方、大ギルドがコンサートホールに変わったため、音楽に誘われて向きを変えたという説もあるようです。
(猫の家&屋根の上の猫の像)
猫の家1 猫の家2

尚、丁度、「夏至祭」の期間だったようで、リーヴ広場では頭に花輪をかぶり可愛らしい洋服を着た多くの子供たちに出逢いました。夏至祭は、ラトビア人にとって短い夏の一番長い日を楽しむための、1年で最も重要な年中行事だそうで、女性はラトビアの国花マーガレットの入った花冠を、男性は樫の木の葉の入った冠をかぶって、祭に参加するんだそうです。
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(聖ペテロ教会)
次に向かったのは、聖ペテロ教会です。聖ペテロ教会は、13世紀初頭に最初の教会が建てられ、カトリック教会として機能していましたが、宗教改革の起こっていた1524年には、ルター派の教会になりました。
幾度もの改築と修復を繰り返し、大部分は第二次世界大戦後に再建されたものだそうで、リガのランドマークともなっている尖塔も1690年に創建されましたが、何度も落雷による火災などで焼け落ち、その都度、修復・改築が行われ、現在の姿となったのは、第二次世界大戦後のことだそうです。
塔の高さは123.25mあり、エレベーターで昇ることができます。塔からは、リガの街を一望することができるのですが・・・。
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しかし、残念ながら我々のツアーは教会内部をほんの少し見学しただけです。
とはいえ、レンガ造りの教会の内部は重厚感があり、なかなか見事です。
(聖ペテロ教会内部)
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【市庁舎広場にて】
その後、市庁舎広場へ向かいました。
(ブラックヘッドの会館)
市庁舎広場でひときわ存在感を放っているのが「ブラックヘッドの会館」です。そのゴシック様式の建物は、オレンジ色と、彫金細工や彫刻に彩られた、鮮やかでユニークな外観のインパクトは半端なく、一度見ると忘れられないほどです。
ブラックヘッドとは、独身の若い商人で結成された組合のことで、コンサートやパーティーが開かれていました。1334年の創建以来、何度か増改築が行われ、やがてリガで最も美しい建物と称されるようになりましたが、第2次世界大戦中の1941年にドイツ軍の空襲によって破壊されてしまいました。
その後、リガ建都800周年の記念事業として1999年に再建され、壮麗な姿を取り戻しました。
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尚、市庁舎広場の中央(ブラックヘッドの会館の正面)には、リガの守護聖人・聖ローランドの像が立っています。
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また、市庁舎広場周囲の店の中に、今度は「TOKYO CITY」という名のレストランを見付けました。ラトヴィアで、日本はなかなか人気があるようです。
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(リガ城)
市庁舎広場周辺を一通り見たあと、昼食をとったあと、リガ旧市街北西部、ダウガヴァ川沿いに建てられた「リガ城」へ・・・。
ところが、大統領官邸とラトビア博物館として使われていたリガ城ですが、火災に遭って修復作業中のため、外観を眺めることしかできませんでした。その外観も、北西隅と南西隅に立派な塔が建っているだけで、黄色を主体にした外観は、それなりに綺麗ですが、重厚感がなく、いまいちインパクトが感じられませんでした( ̄ー ̄;。
ちなみに、リガ城は、13世紀末から14世紀初頭にかけて、リヴォニア騎士団とリガ市民との間に衝突があり、敗北した市民側が建てさせられたという城です。
(リガ城南面から東面にかけて)
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(リガ城西面 ~ダウダヴァ川側から撮影~)
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【ルンダーレ宮殿】
リガ城を見たあとは、ラトヴィア南部リトアニアとの国境近くのバウスカの近郊ピルスルンダーレにあるルンダーレ宮殿へ・・・。
ルンダーレ宮殿は、ロシアの女帝アンナ・イヴァノヴナ(1693-1740)に愛され、貧しい貴族からクールランド大公にまで昇格したビロン公(E. J. Biron)の夏の宮殿として建てられました。
「バルトのヴェルサイユ」とも称されるバロック様式の華麗な宮殿で、内部もロココ調の装飾で埋まった贅を尽くしたものとなっています。さらに、宮殿の南側に広がるフランス式庭園も綺麗です。
ただ、私は「宮殿形式」の城郭は、あまり好みではありません。何しろ、あの超豪華なヴェルサイユ宮殿でさえあまり興味を感じなかったほどですから・・・。
また「フランス式庭園」も、あまりにも整いすぎていて好きではありません。何しろ、私にはフランス庭園はどれも同じにしか見えないのです(汗)。
(ルンダーレ宮殿外観)
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(ルンダーレ宮殿内部)
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(ルンダーレ宮殿庭園)
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(バウスカ城)
ルンダーレ宮殿見学終了後、今夜の宿泊地のヴィリニュスへ向かうバスの窓から「バウスカ城」が見えました。一部の遺構しか残っていないそうですが、ほんの少しだけでもいいので寄ってもらいたかったですよ。 
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さて、今夜の宿泊はリトアニアの首都・ヴィリニュスのホテル「エコテル・ヴィリニュス」のレストランは、食事は兎も角、ウェイトレスさんがスタイル抜群のリトアニア美人の上、愛想も良かったですよ(*^_^*)。
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