2013/04/20(土)

セベティ・クリツ・ホテル(トロギール)→トロギール旧市街スプリット旧市街(ディオクレティアヌス宮殿ほか)→ネウム→グランドパークホテル(ドゥブロヴニク)泊

(朝の散策)
朝起きると、今日も快晴です。私も家内も、そして今回同行のトルコ会のメンバーも全員が晴れ男・晴れ女のようですが、こんなに素晴らしい日が続くのは初めてです(*^_^*)。
朝食後、時間があったので、ホテルの近くを散策。
海岸沿いに建つ教会へ行ってみると、綺麗な墓地に花がいっぱいたむけられています。今回の旅行では、これまでも多くの墓地を見掛けましたが、いずれも綺麗な花でいっぱいでした。旧ユーゴスラビアの方々は先祖を敬う気持ちが強いようです。
教会

墓地2

海岸へ出てみると、今日訪れるトロギール市街が良く見えます。
トロギール遠景1

トロギール遠景2

今日は、アドリア海岸沿いの歴史都市「トロギール」「スプリット」を訪問です。

【トロギール】
まずは、トロギールです。トロギールは、クロアチア本土とチョウヴォ島の間の小さな島にあり、ギリシャの植民都市を起源として、中世には城壁を巡らした東西500m、南北300mほどの城塞都市となりました。
1997年に「古都トロギール」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。
聖ロヴロ大聖堂やガラグニン宮殿(現博物館)、時計台が建ち、迷路のような細い路地が多い旧市街は中世の面影が色濃く残ります。また、島の西の方には「カメルレンゴの砦」と「聖マルコの塔」も残っております。
(トロギール旧市街南面)
トロギール旧市街南面 
トロギールの旧市街は、規模が小さいので、じっくり見て廻ることができましたが、まだ朝早かったためか、砦内に入ることが出来なかったのが残念です。
「トロギール旧市街北門(正門)」
北門(正門)

「トロギール旧市街南門(海の門)」
トロギール旧市街南門

「ガラグニン宮殿(現博物館)」
ガラグニン宮殿(現博物館)

「イヴァナ・パブラ2世広場」
イヴァナ・パブラ2世広場

「聖ロヴロ大聖堂」
聖ロヴロ大聖堂

「路地・路地・路地・・・・・」
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「カメルレンゴの砦」
カメルレンゴの砦

「聖マルコの塔」
聖マルコの塔

ところで、「イヴァナ・パブラ2世広場」でガイドさんから説明をうけているとき、4人のコーラスグループが時計台横の舞台?でアカペラで歌い出しました。クラバ(アカペラのコーラス)というのだそうで、このあとに訪れたスプリットでも見掛けましたが、この辺りは音楽が盛んなのでしょうかねえ。実に美しいハーモニーでした。DVDを買ってほしいようでしたが、時間がなくて買ってあげられなかったのが残念です(/。ヽ)。
「クラバ(アカペラのコーラス)」
クラバ

【スプリットへ向かう】
さて、次は、今回の旅行で、ドゥブロヴニクに次ぐ期待の城塞都市「スプリット」です。勿論、こちらも世界遺産に登録されています。
(サロナ遺跡)
スプリットが近くなると、車窓左手に「サロナ遺跡」が見えて来ました。
サロナ(往時はソリン)は、ローマ時代にダルマチア州の州都として栄えた街で、ローマ皇帝ディオクレティアヌスがスプリットに宮殿(ディオクレティアヌス宮殿)を築いたのも、彼がサロナの近郊の出身であったからだと言われているそうです。
今では遺跡の多くは基礎部分しか残っていないようですが、出来れば訪れたいところですが、パック旅行の身の上としては、当然、無理デス(/。ヽ)。

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【スプリット(ディオクレティアヌス宮殿をメインに)】
そして、バスはスプリットのディオクレティアヌス宮殿の南東櫓のすぐ前に到着しました。この辺りは人と車でごった返していて、ここまで訪れた先とは違います。さすが、ダルマチアの主都であり、ダルマチアで最大(クロアチア第2)の都市です。
バスから降りると、目の前の港には多くの船が停泊し、宮殿の傍にはテントを張った店が並び、多くの人で賑わっています。

(ディオクレティアヌス宮殿)
(ディオクレティアヌス宮殿絵図) ~宮殿地下室の案内板より~
01ディオクレティアヌス宮殿復元絵図

ディオクレティアヌス宮殿は、ローマ皇帝ディオクレティアヌスが隠居の住まいとして築いた城塞宮殿で、高さ20mもの城壁に囲まれた宮殿跡は、現在でもスプリット市の内核として存在し、ローマ時代の遺跡の中にごちゃ混ぜになって市場や広場・商店・住居があり、市民が暮らす珍しい街になっています。
西ローマ帝国が滅亡し、その後異民族が大挙してこの地に入り込んできた時に、サロナから追われた人々が、この堅固な城壁に囲まれた宮殿内に避難し、宮殿の基礎部分はそのままにして、その上に建物を増築する形で町を築いていったため、古代と中世の建物が複雑に絡み合うような独自の街並みが生まれたのだそうです。
街は、地元の人に混じって、多くの観光客でごった返していますが、その賑やかな街の中の市場や商店などを見ながら楽しく散策できます。
勿論、宮殿地下室や城壁、城門、水道橋等々、見応えのある遺構が数多く残る上、大聖堂など見どころも多く、まさに、町そのものが、古代と中世と現代の歴史博物館といったところです。逆に、見どころが多すぎて、僅かな自由時間では廻り切れなかったのが残念でした。
また、当宮殿内でもトロギールと同様、クラバ(アカペラのコーラス)の合唱を聴きました。やっぱり、素晴らしい美声で、ハーモニーも素晴らしかったですが、私はトロギールで聞いたクラバの方が素朴な感じで好みでしたが、家内はCDを1枚買い、一緒に記念写真を・・・。
尚、宮殿の見学は、多くの遺構が良好に残る「宮殿地下室」から始めたのですが、ここでは省略しますので「タクジローの日本全国お城めぐり」の番外編クロアチアの「ディオクレティアヌス宮殿」をご覧ください。
(ディオクレティアヌス宮殿南面の城壁)
宮殿南面の城壁

(東面の城壁)
東面の城壁

(東門・銀の門)
東門(銀の門)

(ローマ時代の遺跡等)
ローマ時代の遺跡等1

ローマ時代の遺跡等2

(ローマ時代の遺跡と現在も人が住む住居)
ローマ時代の遺跡と現在も人が住む住居

(ローマ時代の遺跡と大聖堂大聖堂と現在も人が住む住居)
ローマ時代の遺跡と住居と大聖堂

(大聖堂鐘楼)
大聖堂鐘楼

(鐘楼上からの眺望)
眺望1

眺望2

眺望3

(市場)
市場

市場2

(クラバ)
クラバ


昼食は、近くの町のGUSARにて、シーフードリゾット・サラダ・パンナコッタです。シーフードリゾットはまあまあといったところでしたが、パンは美味かったです。勿論、苦手のパンナコッタはパスですが・・・。
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さて、あとは今夜の宿泊先のドゥブロヴニクへ向かうだけですが、バスの窓から眺めるアドリア海岸の景色は、ずーっとどこも本当に綺麗です。
(アドリア海岸)
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一方、左手、陸地側は、強烈な崖の岩山が続きます。「ディナール・アルプス山脈」です。
以前呼んだ本に、「バルカン半島は南北に連なる山脈に遮られて、半島に居住する人々の東西の関係が疎遠になる」とあったが、この強烈な岩山を見れば納得できるというものです。また、古代ギリシャ人やヴェネツィアが、内陸部に興味を示さなかったのもうなずけますね(*^_^*)。
(ディナール・アルプス山脈)
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スプリットを出て、ドゥブロヴニクに向かって約2時間半ほど南下すると、ボスニア・ヘルツェゴビナからクロアチアのアドリア海岸へと流れるネレトヴァ川へ出ます。そして、ネレトヴァ川を渡り10分ほどすると小さい村「オプゼン」が見えてきます。村には聖ステファン教会が建ち、その光景がなかなかいいです。
(オプゼン)
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そして、村の背後の丘の上には「オプス要塞」が見えますが、良好に残っているようで車窓から見上げる光景が素晴らしく、是非、登城したいものですが、パック旅行の身の上としては無理です(;>_<;)。
尚、オプス要塞はヴェネチア共和国によって1684年に築かれたそうで、また「オプゼン」の名はオプス要塞から取られたものだそうです。
(オプス要塞)
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その後、バスはドゥヴロブニクを目指して、さらに南下していきますが、ここで一つ、知識不足というか、勉強不足なことに気が付きました(;´▽`A``。というのは、「ドゥブロヴニク」のある辺りは、クロアチアでも「飛び地」なのです。
(ネウム)
クロアチア主要部との間は、僅か9kmですが、ボスニアヘルツェゴビナで分断されているので、同じクロアチア内であっても、一旦、ボスニアヘルツェゴビナの「ネウム」という町を通り抜けなければならないのですw(*゚o゚*)w。
即ち、クロアチアからボスニアヘルツェゴビナ、ボスニアヘルツェゴビナからクロアチアへと2度、否、出国と入国審査があるので、4度の検閲があるのです。幸い、日本人には、検査も比較的ゆるいようで、それほど多くの時間は掛かりませんでした(*^_^*)。
クロアチアを分断しているネウムという町のスーパー(兼ホテル)で買い物タイムがあったので、お土産に添乗員お薦めのチョコレートと塩を大量購入しました。
そして、スーパーの前でバスの出発時間を待っていると、地元の人でしょうか、大量の土産を見てビックリしてました。そして、「日本から来たのか?」「ありがとう」なんて言われてしまいました(苦笑)。
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ところで、このスーパーのテラスから眺める、アドリア海・家並み・山並みの景色は素晴らしく、後日訪れるボスニアヘルツェゴビナとは違う国のようでした。
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国境を過ぎて、クロアチアに入りしばらくすると、右手に万里の長城のような城壁と要塞が一瞬見えました。帰国してから調べたら、貴重な塩田を守るために築いた「ストン」と「マリ・ストン」を繋ぐ城壁で、ヨーロッパでは、イギリスのハドリアヌスに次ぐ長さを誇る城壁なのだそうです。
バスのスピードが速すぎるのと逆光のため、まともな写真が撮れなかったのが残念ですが、この道は、後日、また通るので、その時にでもと気を取り直して・・・。
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ドゥブロヴニクへ到着し、港を通ると、途轍もなくでかい船が停泊していました。ただ、バスは船の近くを通るので、とても全体を撮ることはできませんでした(;´▽`A``。
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さすが、アドリア海沿岸でも傑出した観光地であり、多数のクルーズ船が寄港するようです。
さて、今夜の宿泊ホテルは、今回の旅の中では最上級で、部屋から眺める夕焼けの景色も素晴らしく、今日明日2連泊でラッキーです。
勿論、城壁内の旧市街のホテルなら、最高ですがね。
(グランドパークホテル)
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(ホテルの窓から眺めるドゥブロヴニクの夕焼け)
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いよいよ明日は、今回の旅行の目玉「ドゥブロヴニク」と「コトル」です。

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