2013/04/21(日)午後

【午後】 コトル旧市街観光(旧市街散策、城壁道) ⇒グランドパークホテル(ドゥヴロブニク)泊

ドゥブロヴニク観光の次は「コトル」です。
「コトル」は、モンテネグロなので出国と入国審査があります。しかも、今日も宿泊はドゥブロヴニク(クロアチア)で、また戻ってくるので、スプリット(クロアチア)からドゥヴロブニクへ向かった際に、ボスニアヘルツェゴビナの「ネウム」を通過した時と同様、合計4度の検閲があります(/。ヽ)。
ユーロ圏の旅行では経験しないことで全く面倒ですが、有り難いことに、この国境検問所でも日本人観光客は比較的すんなり通してくれます。

国境を越えてモンテネグロに入国し、しばらくすると右手に頑丈そうで見応えのありそうな要塞が見えました。ヘルツェグ・ノビ(Herceg Novi)の「カンリ・クラ要塞(Kanli Kula Fortress)」です。
「カンリ・クラ要塞(Kanli Kula Fortress)」
01カンリクラ要塞 
ヘルツェグ・ノビは、アドリア海東岸のコトル湾の入口、標高1894mのオリェン山の麓に位置する城塞都市で、今でも、カンリ・クラ要塞やフォルテ・マーレ要塞などの要塞や城壁に囲まれた旧市街には中世の街並みが残されているそうです。
カンリ・クラ要塞は、16世紀に建てられた要塞で、刑務所などとしても利用されたようですが、現在では野外劇場として利用され、数多くの音楽祭や演劇祭などが行われるのだそうです。 勿論、パック旅行の身の上の私は、勿論、訪れることができません(/。ヽ)。

さらに、20分ほどすると、コトル湾が見えてきました。
複雑に入り組んだ湾を形成しているコトル湾は、時にヨーロッパ最南部のフィヨルドと呼ばれることもあるそうで(実際は、リアス式海岸だそうですが)、素晴らしい景色です。
「コトル湾」
03コトル湾 
コトルは、そのコトル湾の最も奥に位置します。当初の予定では、湾の周囲をぐるっと廻って行く予定になっていたのですが、添乗員の機転(本当かなあ?)で、フェリーで渡るという近道を行くことになりました。これで30分以上の時間短縮ができたのだそうです。
「コトル湾のフェリー」
05フェリー

フェリーが出航した町と到着する町を、一緒に乗船した何人かの人に英語で尋ねたら全く通じませんでした。そこで、我々のバスの運転手さんに尋ねてみたら何とか通じて教えてもらいました。
私の英語の発音が悪かったのではなく、この辺りの人は、ほとんど英語が通じないのだそうで、ちょっとばかりホッとしました(*^_^*)。

コトル湾を渡り、再びバスでコトルへと向かいます。コトルの町が近づいてくると、黒っぽい山影が見えてきました。まさしく「モンテネグロ(黒い山)」ですヨ。
IMG_1155

【コトル】
コトルへ到着すると、まず最初に旧市街の背後の急峻な黒い山が目に入ります。まさに断崖絶壁で、まるで頭上へのしかかって迫ってくるような迫力です。
IMG_1156 
この岩山を見れば、山を越えて、街中へ攻め込むのは至難の業だと思えるのですが、山腹に城壁が縦横無尽に張り巡らされています。この城壁は全長約4.5kmもあり、最も高い所は20m近くもあるということです。また、所々には見張台や城塞が築かれ、まるで万里の長城のようです。
旧市街の城壁・水濠(シュクルダ川)と背後の山=モンテネグロ」
城塞と城壁

「旧市街と背後の山に張り巡らされた城壁・要塞・防御陣地等の図」 ~パンフより~
コトル旧市街は西へ突き出た三角形の形をしており、その北側をシュクルダ川、南側をコトル湾、東側背後は急峻な山があり、周囲を城壁に囲まれた狭い街です。
コトル地図 
「旧市街背後の急峻な山に張り巡らされた城壁と城塞・防御陣地」
コトル城塞と教会等 

【コトル旧市街】
我々のツアーは、旧市街見学へ向かいます。
01旧市街へ向かう

「海の門(西門)」
02

海の門から旧市街へ入城し、正面上を見上げると、急峻な山に張り巡らされた城壁・要塞・防御陣地が見え、山の中腹に建てられた「聖母教会」もよく見えます。
「旧市街から背後の山の聖母教会・城壁・要塞・防御陣地を望む」
03IMG_1172 

城壁で囲まれた旧市街には、中世の城塞都市特有の幅の狭い石畳の路地が不規則に張り巡らされ、袋小路も多く、まさに迷路です。そして、それら路地の両側には建物が密集し薄暗い感じです。また、石畳の道は長い歳月、人々が歩いていたのでツルツルです。
「路地・路地・路地・・・・・」
04-1IMG_1181 04-2IMG_1197

05-1IMG_1186 IMG_1239
一方、その狭い街には、中世、貿易によってもたらされた富で築かれた豪華な館や教会が建ち並びます。教会は「聖トリファン大聖堂」をはじめ「聖ニコラス教会」、「聖ルカ教会」などローマ・カトリックと東方正教の両方の教会が混在しています。
「ドラゴ宮殿」
07ドラゴ宮殿 
「聖トリファン大聖堂と聖ニコラス教会」
08-1聖トリファン大聖堂 08-2聖ニコラス教会
「聖ルカ広場と聖ルカ教会」
09聖ルカ広場と聖ルカ教会

【旧市街背後の急峻な山へ登る】
一通り、旧市街見学が終わったところで、自由時間が与えられました。
旧市街を見て廻るのも悪くはないのですが、やはり旧市街背後の岩山に張り巡らされた城壁や要塞が気になります。
城壁最頂部に見える要塞は、比高150mといったところでしょうか。45分もあれば、大急ぎで登って戻って来れそうですが、自由時間は僅か30分弱しか与えられませんでした(/。ヽ)。おまけに、解散場所は、城壁から最も遠い旧市街の西端です(/。ヽ)。
それでも、登れるところまで行こうということで、登城開始しました(*^_^*)。
解散場所から、城壁への登城口を捜して、細い路地をウロウロしながらやっと旧市街北東部にある登城口に辿り着きました。解散してから、ここまで7~8分かかってしまいました( ̄ー ̄;。残り、許された時間は、20分ほどしかありません。
「登城口」 
01登城口
登城口には、特に改札所(チケット売り場)があるわけでもなく、若い男が暇そうにしていました(苦笑)。
「登城口の改札所?」
登城口

ここからは、石畳道や石段の登城道をひたすら登って行きます。
(登城道)
IMG_1202

時々、眼下を見下ろすと、コトルの街や港、コトル湾とその向こうの山並みの美しい景色が広がっています。
登り始めて4~5分ほどすると、ちょっとした建物跡へ出ます。「聖ロコ防衛陣地」のようです。勿論、見張り台も兼ねていたことでしょう。そこから上を見上げると、頂部に防衛陣地の城壁(下写真中央上)や聖母教会(下写真右上)が見えます。
「聖ロコ防衛陣地」
IMG_1206 
また、北西方面には「コトル市街、その向こうにはコトル湾と湾に複雑に食い込む半島(山並み)」の景色が素晴らしいです。
「聖ロコ防衛陣地から見下ろす北西方面の眺望」
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真下にはコトル旧市街を見下ろすことができ、その向こうの港には大きな船が停泊していました。
「聖ロコ防衛陣地から眼下に見える旧市街と港の光景」
IMG_1203 
ところで、多くの外人さん(こちらが外人?)に出逢いましたが、日本人には全く出逢わなかったです。コトルへ来る日本人は比較的少ない上、城壁を登るような奇特?な人は、さらに少ないのかも(苦笑)。
聖ロコ防衛陣地から、城壁に沿って、さらに登って行きます。
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そして、3分ほど登ると、山側に頑丈に造られた穴蔵のようなのが・・・。武器庫でしょうか?武器庫の前は、平坦地になっています。ここも防衛陣地跡でしょうが、パンフレットには名前が記載されていません。勿論、見張り台の役目もしていたでしょう。
「武器庫跡?」
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展望台からの眺望は、勿論、素晴らしいですが、まだこの辺りからは、コトル旧市街が三角形だというのは分かりません。
「展望台(元見張り台?」
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展望台からの眺望は、勿論、素晴らしいですが、まだこの辺りからは、コトル旧市街が、それとなく三角形だというのが分かる程度です。
「展望台(見張り台跡)からコトル市街を見下ろす」
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さらに、登城道は続きます。山側の石垣がかっこいいです。
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そして、2~3分ほど登って行き、上の方を見上げると、聖母教会の鐘楼の十字架が見え3分もあれば登って行けそうで、九十九折の登城道もよく見えます。多分、最頂部のせ聖ジョバンニ要塞までも10分強もあれば登れるでしょう。
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「九十九折の登城道」
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しかし、もう時間的には限度です。止むを得ず、ここから、コトル旧市街の写真を撮ってから、泣く泣く下山しました(/。ヽ)。
ここから見下ろす景色は絶景です。そして、コトル旧市街全体がよく見渡せ、旧市街が三角形だというのもよく分かります。
「三角形のコトル旧市街と港を見下ろす」
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さあ、あとは、ひたすら急いで下山です(/。ヽ)。
バスが待つ集合場所には1分前に到着しました(汗)。

さて、今夜も昨夜と同じドゥブロヴニクに宿泊です。
IMG_1250 夕食後、今回のツアーで知り合ったIさん達と、ホテル近くの飲み屋さんへ・・・。結構、ゆったりとして楽しめました。この辺り、確か「自由通り」といったような覚えがありますが忘れました( ̄ー ̄;。

旧ユーゴスラビアは、紛争の関係で、危険というイメージが強かったのですがですが、ドゥブロヴニクをはじめ、クロアチアの治安は良いようです。というよりも、旧ユーゴスラビアの国々の多くの街が比較的安全なようです。
昨年訪れた中欧(チェコ、スロヴァキア、ハンガリー)もそうですが、一般的に旧社会主義国の治安は、西欧よりもかえって治安が良いように思います。

 

 

 

 

さて、明日はボスニア・ヘルツェゴビナ(モスタル、サラエヴォ観光など)です。まさに、ついこの間までの紛争地域です。

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