2013/04/23(火)

ラドンプラザホテル(サラエヴォ) ⇒セルビア入国 ⇒DVORB(シャバツ)にて昼食 ⇒ベオグラード観光(チトー霊廟、サヴァ教会、ミハイロ通り、セルビア正教会、ベオグラード要塞 ⇒ベストウェスタンシュマディアホテル(ベオグラード)泊

今日は、最終訪問先・セルビアのベオグラードです。
【セルビア及びベオグラード&ユーゴ紛争について】
あるサイトか本だったか忘れましたが、旧ユーゴスラビアを訪れるなら、是非、ベオグラードは訪れるべきだとありました。
ベオグラードを訪れるパック旅行は少なく、今回もいろいろ調べた中で、当ツアーが唯一ベオグラードを訪れるので、このツアーにしたのです。
ベオグラードは、旧ユーゴスラビアの首都であり、現在もセルビア共和国の首都であり、最大都市です。
ユースラビア紛争では、すっかり悪者扱いされたセルビアですが、それは、EC及びアメリカの偏向報道によるもののようです。それらの報道はクロアチアやボスニア経由のものを鵜呑みにしたものばかりだったようで、報道陣もクロアチアやボスニア側には張り付いていたようですが、セルビア側には報道陣は皆無だったようです。日本の報道も、それを流していただけのようです。
そんな中で、明石国連特別大使だけは、中立の立場を徹底的に守ったようです。まさに日本の誇りですね。しかし、それはアメリカやECをはじめとする国連にとっては都合が悪かったようで、辞任させられてしまったそうですが・・・。
そして、セルビアはNATOの攻撃を散々受けたのでした。

さて、今日の朝食場所は、昨夜、飲んだ展望台レストランでしたが、今日の出発時間は朝7時40分と早いので、朝食を6時20分頃からとりました。そのため、折角の展望台レストランですが、窓の外はようやく明るんできたところです。
(サラエヴォ・ラドンプラザホテル展望レストランにて朝食)
01朝食1

01朝食2
さて、バスは、サラエヴォ市街の南側の丘陵から東側へと周るように進み、車窓からはサラエヴォ市街全体が見渡せます。
(サラエヴォ市街全景)
03サラエボ全景
その後、さらに東側に向かうと、ラッキーなことに、左手に昨日は訪れることのできなかったサラエヴォ要塞の「白い要塞(BijelaTabije)が現れました。断崖の上に築かれたBijelaTabijeは、まさに要害堅固な要塞です。
(白い要塞)
05白い要塞
(ズームアップ)
06白い要塞ズームアップ 
そこを通り過ぎると、バスはのどかな田舎道になりました。この景色を見ると、紛争があったのがまるで嘘のようです。
(車窓から)
08サラエボ郊外1

08サラエボ郊外2
その後、ホテルを出発してから、2時間強に山小屋のような建物の休憩所で休んでから再びベオグラードへ向かって出発。
(山小屋のような建物の休憩所)
10休憩所

【セルビア入国】
ボスニアヘルツェゴビナからセルビアへの入国は、今回の旅行の中で、最も面倒なようです。確かに、歴史を考えればさもありなんと思います。それでも、30分強で通り抜けることができました。
セルビアへ入ると、交通標識の文字にキリル文字が加わります。キリル文字・・・全くわからん(/。ヽ)。
(キリル文字の看板)
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昼食は、セルビアの小奇麗な田舎町「シャバッツ」の小さなホテル「DVORB」で・・・。料理は、チキンスープ・ポーク・ティラミスで、味はまあまあ。ただ、ティラミスは、でかい上に甘すぎてギブアップです。
(小奇麗なシャバツの町)
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(DVORBにて昼食)
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昼食後、さらに菜の花畑が綺麗な田園地帯の中をベオグラードへと向かいます。
01菜畑
【ベオグラード】
サヴァ川(サヴァ橋?)を渡ると、いよいよベオグラード市内です。橋の上から左手奥に「ベオグラード要塞」が見えます。
(サヴァ橋からベオグラード要塞方面を)
IMG_1839
橋を渡るとすぐ右手に操車場らしきものがあり、多くの電車が停まっていますが、いずれも、今ではとても走っているとは思えないようなボロ電車ばかりです。いや、走っているのだろうか?
(操車場?の多くの電車が・・・)
IMG_1838

そして、バスは、元ユーゴスラビア大統領チトーの霊廟に到着です。生前の屋敷(別荘?)だったらしいのですが、今では歴史博物館も建ち、本当に広いです。
チトーは、独裁者の中では、非常にまともな人だと思うのですが、それでも権力者となると、やっぱりこうなのかなあと考えてしまいます。
(チトー霊廟、ユーゴスラビア歴史博物館)
IMG_1649
その後、街の中心地へと向かうと右手のガソリンスタンドの奥にサッカー競技場(というより競技場の照明塔といったほうが正解かも)が見えてきました。ここでは、あのストイコビッチもプレーをしていたのだそうです。
(ストイコビッチもプレーしたサッカー場)
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そして、サヴァ教会に到着。世界でも最大級の正教会の大聖堂だそうで、1935年に建造が開始されましたが、戦争等による中断もあり、今尚工事中で、ファサードは完成しているものの、内装や装飾はまだ大半が完了していません。それでも、その立派で美しい建物は見応え充分です。
(聖サヴァ大聖堂)
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(工事中の聖サヴァ大聖堂内)
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【クネズ・ミハイロ通り】
次に向かったのは、ベオグラードのメインストリート「クネズ・ミハイロ通り」ですが、この通りには、お洒落なブティックやセルビアの観光グッズショップ、カフェやレストランが立ち並んでいます。
ここを歩いていると、とても東欧、それもほんの十数年前まで紛争があったとは思えないほど洗練され、また賑やかで、西欧と変わらないほどです。否、通りの真ん中で抱擁している若いカップルの数は、パリなどより遥かに多く、やたらと目につきますw(*゚o゚*)w(*^_^*)。
(クネズ・ミハイロ通り)
001IMG_1680

002IMG_1681

003IMG_1794

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ミハイロ通りから、ベルグラード要塞(カレメグダン公園)へ向かって歩いて行く周辺に建つ象徴的な建築物の多くは、1870年代に建てられたもののようで、添乗員が解説をしてくれるのですが、あまりにも次々と立派な建物が現れるので、何が何やら分からなくなってしまいました(;´▽`A``。
兎に角、ベオグラードは、見どころ満載の街のようです(笑)。
帰国してから、いろいろ調べたのですが、分からないのがいっぱいあります(;´▽`A``。
(国立博物館)
01国立博物館

(セルビア正教大聖堂)
05セルビア正教大聖堂

(キング ペタルⅠ小学校)
06キングペタルI 小学校

(セルビア正教総主教庁の建物)
07セルビア正教総主教庁の建物

(フランス大使館)
09フランス大使館

【ベオグラード要塞】
そして、いよいよ私にとってベオグラード最大の見どころの「ベオグラード要塞」です。
サバ川とドナウ河の合流点に位置するこの地は戦略的に非常に重要な地であるため、紀元2世紀にローマの第4軍団フラウィア・フェリクスがカストルム(ローマ軍団の駐屯地)として要塞を築きましたが、その後、18世紀までの間に140回にわたって戦いの場となり、何度も建設と破壊が繰り返されたのだそうですw(*゚o゚*)w。
日本にも、何度も戦場になった城は多いですが、これほどまでの城は無いでしょうね。
しかも、僅か、十数年前のユーゴ紛争でもNATOから、散々にやられているのですよ(/。ヽ)。
(サヴァ川とドナウ川が合流する)
01合流点

しかし、現在では、そんな歴史が嘘のように、多くの市民で賑わう憩いの場「カレメグダン城址公園」となり、軍事博物館、美術館、動物園、子供用遊園地、レストラン、カフェなど多くの施設となっています。
(市民の憩いの広場・カレメグダン城址公園)
03公園
しかし、城壁、城門、濠などの遺構は良好に残り、それぞれが規模が大きい上、複雑な構造をしており、如何に堅固な要塞であったかが分かる。
中でも、要塞西側の入城口は、日本の城でいうところの枡形虎口の連続技です(*^_^*)。熊本城の竹の丸から本丸への枡形虎口ほど大規模ではありませんが、複雑さにおいてはそれ以上ですw(*゚o゚*)w。すっかり魅せられて、写真を撮りまくってしまいました(苦笑)。
(クロールジ門の前の空濠と橋)
05クロールジ門の前の空濠と橋

(複雑な入城口)
07複雑な入城口

また、一部の城壁に残る数多くの銃痕や、城壁の上や空濠に並べられた近代戦の戦車や大砲が、ついこの間まで戦争があったことを生々しく想い起こさせます( ̄ー ̄;。
(空濠に並べられた近代戦の戦車や大砲等)
09空濠に並べられた近代戦の戦車や大砲等1

09空濠に並べられた近代戦の戦車や大砲等2

(城壁の上に並べられた近代戦の大砲等)
11城壁の上に並べられた近代戦の大砲等1

11城壁の上に並べられた近代戦の大砲等2

一方、今ではテニスコートとして利用されている大規模な空濠跡があったりと、さすがセレシュ、ジョコビッチ、レンドルなど蒼々たる大選手を生んだテニス王国であるのも実感します。
(テニスコートとして利用されている大空濠)
13空堀内のテニスコート
ベオグラード要塞は本当に見応えのある魅力満点の要塞でした。ただ、非常に広くて大規模な城塞にも関わらず、フリータイムが短く、中心部しか見て廻れなかったのが何とも悔しい(;>_<;)。
尚、ベオグラード要塞について詳しくは「タクジローの日本全国お城めぐり」の「番外編 ベオグラード要塞」を参照ください。

ベオグラード要塞見学後、バスで今夜の宿泊先「ベストウェスタンシュマディアホテル」へと向かうと、国会議事堂が見えました。
(セルビア国会議事堂)
21国会議事堂
さらに、見えてきたのはNATOに空爆された傷跡が生々しく残る建物ですが、ひどいものです(/。ヽ)。
(NATOによる空爆の傷跡)
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ただ、ベオグラードの復興は着々と進められているようで、今では人口も200万人に増え、街の多くは活発な感じで、随分発展しているようでした。

尚、ベオグラードは、非常に安全な街だそうなので、夜も是非、外出したいと思い、宿泊ホテルが中心街に近いことを願っていましたが、残念ながらというか、案の定というか、ホテルは中心街からは随分離れた場所にありました(/。ヽ)。 尚、ホテルそのものは部屋も含めて、それほど悪くありませんが、夕食は最悪でした。
(ベストウェスタンシュマディアホテル)
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(夕食はバイキングでしたが・・・)
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それでも、いよいよ明日は帰国というわけで、旅行中に知り合った何人かで、ホテル近くの店で一杯やりにいくことになりました(*^_^*)。
なかなかお洒落な店で、親切な若い男の店員さんも一緒に盛り上がりました。随分お洒落な店なのに、安かったですよ(*^_^*)。
(ホテル近くのレストランにて)
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ベオグラードがすっかり気に入りました(*^_^*)。また、いつか再訪問したいものです。

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