書寫山 圓教寺(しょしゃざん えんぎょうじ)

「西の比叡山」とよばれる天台宗三大道場の一つ、ハリウッド映画「ラストサムライ」 の主なロケ地に

摩尼殿
摩尼殿は、入母屋造、本瓦葺き、懸造の仏堂であるが、旧堂が大正10年(1921)に焼失した後に再建に着手され、昭和8年(1933)落慶したものである。近代の再建ではあるが、 伝統様式による木造建築で、国の登録有形文化財に登録されている。
 

別称

西の比叡山

所在地

兵庫県姫路市書写2968、電話050-3532-2379

宗派

天台宗別格本山

山号

書寫山(しょしゃざん)

本尊

如意輪観音

開基

性空(しょうくう)

札所等

西国三十三箇所27番
播磨西国三十三箇所1番
播州薬師霊場16番
神仏霊場巡拝の道 第75番

文化財等

【国指定重要文化財】
大講堂、鐘楼、金剛堂(附:厨子)、食堂(じきどう)、常行堂(常行堂、中門及び楽屋、舞台からなる)、護法堂(乙天社及び若天社)2棟 (附:厨子2基)、壽量院、木造釈迦如来及び両脇侍像、木造四天王立像、木造阿弥陀如來坐像(常行堂本尊)、木造性空上人坐像(開山堂本尊)
【国指定史跡】
境内

拝観

【拝観時間】 ロープウェイ運行時間を参照
<始発> 年間を通じて8:30
<終発> (平日) 3月 1日~10月10日 18:00、10月11日~ 2月末 17:00
      (日・祭日) 3月 1日~ 3月31日 18:00、4月 1日~10月10日 19:00、10月11日~11月30日 18:00。 12月11日~2月末17:00
【拝観志納金】 500円
【ロープウェイ往復】 900円

概要

書写山圓教寺は、「西の比叡山」とよばれるほど寺格は高く、西国三十三箇所中最大規模の寺院で、比叡山、 大山とともに天台の三大道場と並び称された巨刹である。
2003年公開のハリウッド映画『ラストサムライ』の主なロケ地になり、2003年のNHK大河ドラマ『武蔵』の重要なロケ地にもなった。
境内地は、明確な境界線はないが仁王門などのある「東谷」、摩尼殿付近の「中谷」、大講堂、食堂(じきどう)、常行堂、奥之院などのある 「西谷」に分けられる。
康保3年(966)、性空(しょうくう)上人の創建と伝える。
『性空上人伝記遺続集』によると、性空は延喜10年(910、928年説もある)の生まれで、貴族の橘氏の出であったという。 性空は出家した時はすでに36歳で、それから約20年間、霧島山、脊振山など九州で修行を積んだ後、霊地を求めて旅に出、康保3年(966) 、57歳の時、書写山に庵を結んだのが書写寺の始まりであるという。
性空に対する尊崇の念が強かった花山法皇は、寛和2年(986)に来山して圓教寺の勅号を与え、米100石を寄進した。 性空はこの寄進をもとに大講堂を建立したという。また、後白河天皇・後醍醐天皇など多くの皇族も行幸し、勅願により建物の改築・改修、 建立が行なわれている。
『フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)より』

現況・感想等

姫路市街の北方に位置する書写山(371m)の山上一帯を占める圓教寺は、城フェチの私にとっては、 山岳寺院というよりも山城そのもののように思えた(笑)。
山麓からロープウェイに乗ること約4分で、山上駅に着く。そこから、仁王門を経て、本堂にあたる摩尼殿(まにでん) へ上る参道がメインルートとなっているが、登ったり下ったり、結構な距離を歩くことになる。
清水寺東大寺二月堂を思い起こさせる懸崖造の摩尼殿は、 迫力もあり見応え充分だ。
また、まだ時期的に少し早いが、少し赤くなった紅葉と緑の葉のコラボレーションがなかなか良い。もう少し経てば、 見事な紅葉の光景が見られることであろう。
姫路と言えば、やはり姫路城であるが、 この圓教寺も、外せないお薦めのスポットだ!
(2007/11/14訪れて)

ギャラリー

書写山ウォーキングマップ(パンフレットより)      ~クリックにて拡大画面に~
古来、書写山への登山道としては、東坂、西坂、六角坂、刀出坂(かたなでさか)、鯰尾坂(ねんびさか)、 置塩坂(おしおさか)の6つのルートがあったが、1958年に東坂に沿ってロープウェイが開通してからは、 ロープウェイ山上駅から仁王門を経て、本堂にあたる摩尼殿へ上る参道がメインルートとなっている。境内地は、 明確な境界線はないが仁王門などのある「東谷」、摩尼殿付近の「中谷」、大講堂、食堂(じきどう)、常行堂、奥之院などのある「西谷」 に分けられる。

拝観志納金受領書
ロープウェイを降りて、参道を進むと志納所へ出る。ここで拝観志納金500円を払い、この受領書? (チケット?)を貰う。受領書には「播州書写山縁起絵巻」の中の「書写山絵縁記 ~その11~」の絵が描かれ、 裏面にはその説明が記されている。

摩尼殿を木々の間から仰ぎ見る
下から見上げる懸崖造りの摩尼殿は絵になる。また、紅葉の季節には、まだ少し早かったが、 すこし色づいた葉と緑色の葉のコラボレーションがなかなか良かった。

摩尼殿の舞台上から見下ろす

右奥から左へ、大講堂・食堂(じきどう)・常行堂

㊧大講堂(右)と食堂(左)、㊨常行堂(左)と食堂(右)
 

紅葉
書写山は紅葉の名所としても有名である。季節的には、まだ早かったが、所々に見事な紅葉が見られた。

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