北野天満宮(きたのてんまんぐう)

菅原道真の霊を鎮めるため祀った神社、秀吉の北野大茶湯が催された、 現在は学問の神として信仰

北野天満宮社殿(国宝)と廻廊(重文)、ご朱印には神紋の梅のマークが
 

通称

天神さん、北野さん

所在地

京都市上京区馬喰町

社格等

二十二社・官幣中社・別表神社

主祭神

菅原道真

主な祭事

二十五日祭(毎月25日)筆始祭(1月2日)、梅花祭(2月25日)、祈願絵馬焼納式(4月19日)、雷除大祭(6月1日)、 御誕辰祭(6月25日)、御手洗祭・七夕祭(7月7日)、例大祭(8月4日)、瑞饋祭(10月1日~5日)、余香祭(10月29日)、 献茶祭(12月1日)、終い天神(12月25日)、大晦日各行事(12月31日)

文化財等

【国宝】 本殿本殿、石の間、拝殿、楽の間(合1棟)、紙本着色北野天神縁起 8巻(附 同縁起下絵1巻、梅樹蒔絵箱1合)
【重要文化財】 中門(三光門)、廻廊3棟、後門透塀2棟、東門、紙本着色北野天神縁起弘安本3巻 他多数

拝観

【参観時間】 5:30~17:30 
【参観料金】 参拝自由(宝物殿のみ300円)
【駐車場】   無料(300台)、9:00~17:00

写真撮影日

1995/04/27
1995/09/30
1996/02/03
1996/04/03
1996/10/04

最終参観日

2009/05/09

歴史等

延喜3年(930)、菅原道真が無実の罪で配流された大宰府で歿した後、都では落雷などの災害が相次いだ。 これが道真の祟りだとする噂が広まり、御霊信仰と結びついて恐れられた。
そこで、歿後20年目、朝廷は道真の左遷を撤回して官位を復し、正二位を贈った。天慶5年(942)、右京七条に住む多治比文子 (たじひのあやこ)という少女に託宣があり、5年後にも近江国の神官の幼児である太郎丸に同様の託宣があった。 それに基づいて天暦元年6月9日(947)、朝廷によって道真を祀る社殿が造営された。
中世になっても菅原氏・藤原氏のみならず足利将軍家などからも崇敬を受けた。
豊臣秀吉の尊崇はとくに厚く、天正15年(1587)10月1日、境内において「北野大茶湯」を催し、文禄2年(1593)) 5月には征韓のことを祈請したという。
現社殿は秀頼の寄進になるもので、慶長12年(1607)片桐且元を普請奉行として本社をはじめ末社に至るまで大規模に造営された。
江戸時代には道真の御霊としての性格は薄れ、学問の神として広く信仰されるようになった。

現況・感想等

北野天満宮は菅原道真を主祭神とし、学問の神様として知られ多くの受験生らの信仰を集めている。
現在の社殿は、豊臣秀頼によって、慶長12年(1607)に再建されたもので、変化に富んだ屋根の造りから、 八ツ棟造りとか権現造りと呼ばれ、国宝である。
境内には、神の使いといわれる牛の像があり、頭をなでると頭が良くなるといわれているので、いつもピカピカになっている。
また、梅の名所として有名で、2月上旬~3月中旬の見頃の時期には多くの人で賑わう。また、五穀豊穣を祝う瑞饋(ずいき)祭や、 毎月25日に開かれる縁日など行事も多く、多くの参拝者や観光客で賑わう。
しかし、私には何よりも神社前にある豆腐屋さん(とようけ屋山本) だ。ここの豆腐は実に美味い(^^)。
京都で豆腐料理と言えば、南禅寺近辺の「順正」や「奥丹」などを思い浮かぶ人が多いと思う。これらの店の湯豆腐も美味しいと思うが、私は、 この「とようけ茶屋」 が好きだ。今でも、京都へ行くと食べたいとは思うが、食堂の前にあまりの行列で、2時間待ちなどざら。結局、毎回諦めている。
また、このお店、元々は、いわゆる町の豆腐屋さんである。京都在住時代は家から徒歩20分以上かかったのに、 家内によく買ってきてもらったものだ。息子などは、それまでは豆腐には見向きもしなかったのに、ここのだと必ず一丁平らげてしまった(笑)

ギャラリー

北野天満宮境内絵図(現地案内板より)   ~クリックにて拡大画面に~

楼門
なかなか立派な楼門で、文道の大祖風月の本主の額が掲げてある。

絵馬所
楼門を入って左側に絵馬所があり、絵馬が多数奉納されている。年代的にも、かなり古いものもあり、 眺めていても楽しい。
 

三光門(中門)
楼門をくぐり参道を奥に進むと、三光門(中門)に着く。慶長12年(1607)に豊臣秀吉の遺命に基づき、 豊臣秀頼の寄進によって建てられたものとされる。後西天皇御宸筆「天満宮」の勅額を掲げてあり、 豊富な彫刻の中に日月星があるから三光門の名がある。

臥牛銅像
牛は天満宮において神使(祭神の使者)とされているが、その理由については「道真の出生年は丑年である」 「亡くなったのが丑の月の丑の日である」「道真は牛に乗り大宰府へ下った」「牛が刺客から道真を守った」「道真の墓所(太宰府天満宮) の位置は牛が決めた」など多くの伝承があり、どれが真実なのか、それとも全て伝承に過ぎないのかは今となっては良くわからないものの、 それらの伝承にちなみ北野天満宮には、神使とされる臥牛の像が大小とり混ぜ境内に多数置かれている。 頭をなでると頭が良くなるといわれているので、いつもピカピカになっている(笑)
 

拝殿(国宝)
三光門をくぐると、奥正面に社殿(国宝)があり、一番前面が「拝殿」である。

社殿と梅
本殿は祭神菅原道真公をお祀りする。現在の社殿は、秀頼の寄進になるもので、慶長12年(1607) 片桐且元を普請奉行として本社をはじめ末社に至るまで大規模に造営された桃山建築の代表的なものである。
この写真の梅は、2月3日で、まだ早く、多くがつぼみだ。道真は梅をこよなく愛し、大宰府左遷の際、庭の梅に 「東風吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ(「春を忘るな」とも)」と和歌を詠んだことや、 その梅が菅原道真を慕って一晩のうちに大宰府に飛来したという飛梅伝説ができたことから、梅が神紋となっている。 そのことにちなみ境内には梅が多く植えられている(楼門外には梅林もあり、シーズン中は有料で公開される) 。
 

【節分会】
北野天満宮の祭事は多く、勿論、節分会も・・・・。神楽殿で、茂山千五郎社中による狂言、福部社 (ふくべしゃ)の祭神である福の神が鬼を払う「北野追儺狂言(きたのついなきょうげん)」が行われ、狂言の後は、 上七軒の芸舞妓さんによる日本舞踊の奉納がある。
 

 

【ずいき祭】
五穀豊穣に感謝する北野天満宮の「ずいき祭」が10月1日から5日まで行われる。  
 

 

 

 

 

【とようけ山本】
私には何よりも北野天満宮の前にある豆腐屋さん(とようけ屋山本)だ。ここの豆腐は実に美味い(^^)。
京都で豆腐料理と言えば、南禅寺近辺の「順正」や「奥丹」などを思い浮かぶ人が多いと思う。これらの店の湯豆腐も美味しいと思うが、私は、 この「とようけ茶屋」が好きだ。
 

「とようけ丼」
中でも私が好きなのは、店の名前が付けられた「とようけ丼」だ。 甘辛く煮た豆腐がふんわりとして何とも云えず美味しい。

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