2008年3月15日(土)

パムッカレ→ヒエラポリス・パムッカレ石灰棚→アンタルヤ(アイシーホテル)泊

今日の観光は、世界遺産(複合遺産)「ヒエラポリス・パムッカレ」です。

 
(ヒエラポリス・パムッカレ案内図)
ヒエラポリスは城壁に囲まれた城塞都市で、北ビザンツ門と南ビザンツ門(南フロンティスゲート)を直線で結ぶ道が、この町のメインストリートでした。 
ヒエラポリス鳥瞰図


デニズリ県に入ると、遠くに、まるで雪山のような真っ白な高台が見えてきます。ヒアラポリスの傾斜地に広がるパムッカレです。
(パムッカレ遠景)
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パムッカレとは、長い歳月をかけて、温泉に含まれている炭酸カルシウムが堆積したもので、あたかも純白の棚田のような石灰棚を高さ約200mにわたり形成したもので、この地が、古くから綿の名産地だったことからその名が付けられました。100以上もの石灰棚を温泉が満たし、昼間は空の色を反射して青く輝いています。


ヒエラポリス

パムッカレの石灰華段丘の頂部にはもう1つの世界遺産である「ヒエラポリス」があり、まずは「ヒエラポリス」から入場することになるので、バスは、まずはヒエラポリスへと向かいます。
ヒエラポリスは、紀元前190年にペルガモン王国の都市として建設され、ローマ帝国に征服されてからは温泉保養地として繁栄を極め、ビザンツ時代まで長きにわたり繁栄は続きましたが、セルチュク朝により町は滅ぼされました。
この地はまさに天然の要害地で、山麓のパムッカレの町からバスの窓からは超巨大濠のような谷がいくつも複雑に折り重なっているのが見え、崖の上には石塁も確認できる迫力満点の光景です。

(ヒエラポリスは天然の要害地に)
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現在は、円形劇場、ローマ式の浴場である北の浴場、一度に1,000人が入浴できた大浴場跡などの遺跡が残っているそうですが、今回はバスツアーで、しかもパムッカレの石灰棚を見る時間しかなく、遠くからそれらの遺構を眺めるだけしか出来なかったのが残念でした。
それでも、縦横無尽に延びる石塁や礎石群等々が一杯残る光景は実に印象的でした。また、円形劇場や南大浴場(現ヒエラポリス博物館)等々の遺構も眺めることができました。中でも、円形劇場は非常に保存状態が良いそうで、山麓に見えるその姿は遠くから眺めても感動ものでした。

今日の入場は、南駐車場までバスです。駐車場に着くと、まず、大石塁に気が付きます。石塁はかなり崩れていますが、迫力十分です。この大石塁の向こうにヒエラポリス遺跡があるのです。
(ヒエラポリスを囲む石塁跡)
01石塁

また、遺跡の外側にもこのような砦跡らしきものがありましたが、説明がなく分からなかったのですが、出丸というか物見台的なものでしょうかねえ? 
砦

(南ビザンツ門)
南門チケット売り場を通り、この南ビザンツ門を入ると、いよいよヒエラポリス遺跡です。
南ビザンツ門

南ビザンツ門の両側には城壁(石塁)が長~く延び、ヒエラポリスの町を囲んでいます。
南ビザンツ門と城壁

(城壁を町の内側から)
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南ビザンツ門をくぐると、ヒエラポリスの遺跡群が目の前に現れ、縦横無尽に延びる石塁や礎石群等々が一杯残る光景が実に印象的です。遠くにはアポロン神殿跡や円形劇場も見えます。
縦横無尽に石塁

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また、町の内外には、温泉を引き込む水路も縦横に走っています。
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(円形劇場とアポロ神殿跡)
円形劇場は非常に保存状態が良いそうで、山麓に見えるその姿は遠くから眺めても感動ものです。左手前は、アポロ神殿跡です。アポロ神殿の隣には「神聖な場所」がります。ここでは地面の深い穴(プルトニウムとして知られる)から有毒なガス(二酸化炭素)が噴出していましたが、聖職者たちは「他の者たちには致命的だが自分たちは大丈夫だ」と信じていました。司祭者がここに入り、ガスを少量吸い、トランス状態のまま神からお告げである神託を与えていたとも言われるそうです。
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(円形劇場)
円形競技場

南大浴場(現ヒエラポリス博物館)
ここは、別途料金が必要ですが、今回のバスツアーではこれはカット。個人で入場するにも時間もなし(/。ヽ)
南大浴場2

南大浴場1

 

パムッカレ石灰棚

ヒエラポリス遺跡を右手に見ながらしばらく歩いていくと、いよいよ左手に「パムッカレ」が現れます。
真っ白な石灰棚がずーっと広がる光景はまさに奇観です。ところどころに温泉水がたまった池があり、湯に浸かったりするのが観光客の楽しみの一つであったそうですが、あまりの開発ラッシュのためか、現在温泉は枯れつつあるのだそうです。
そのため入場が制限され、さらには棚に湯を流すのは夏季の日中のみになっているそうです。

(パムッカレ石灰棚)
パムッカレ4

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パムッカレ3

パムッカレ1

パムッカレ2

 
それでも裸足になって石灰棚を歩いたり、流れる温泉に足を浸せば世界遺産の温泉を感じることができます。
パムッカレ6

パムッカレ5

尚、パムッカレの入口には「パムッカレ・テルメル」があります。大理石の柱など、ローマ時代の遺跡が足元にそのまま沈んでいる温泉プールのような、天然の炭酸泉の温泉施設だそうですが、残念ながら我々のツアーはパスです。いつか、石柱に腰を掛けたり、遺跡に触れながら入浴を楽しみたいものですね。

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